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数字経済 > 企業 > サムスン電子、ヘルスケア機能を大幅改善 スマートウォッチでアップルと勝負
「血圧・心電図・体成分・血中酸素飽和度に続き体温の変動まで確認」
サムスン電子が8月10日、現存する最高水準のヘルスケア機能を搭載したスマートウォッチの新作を発表する。
業界によるとサムスン電子は来月10日、ギャラクシーフォルダブルフォンの新製品(Zフリップ4・Zフォールド4)とともに、2種(ベーシック・プロ)のギャラクシーウォッチ5(Galaxy Watch 5)を全世界に同時公開する予定だ。新作ではアップルウォッチのヘルスケア・フィットネス管理機能を圧倒する多様な性能改善が行われたという。
先立ってサムスン電子は昨年発売したギャラクシーウォッチ4に血圧・心電図・血中酸素飽和度など多様な健康指標を1つのセンサーで手首の上から直接測定する「サムスンバイオアクティブセンサー」を開発・搭載して注目を集めた。
サムスン電子はシリーズ新作のギャラクシーウォッチ5で、従来のヘルスケア機能の測定値をさらに高度化し、体温測定機能を新たに追加したという。ハードウェア面ではバッテリー性能をウォッチ4より60%引き上げるものと予想される。
アップルも9月に発表する新型ウォッチ8シリーズにサムスンのような体温測定センサーを搭載する可能性がある。アップルはサムスン電子が昨年ウォッチ4に搭載した血圧測定機能を自社製品に搭載していない。