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数字経済 > 企業 > サムスン電子、フォルダブルフォンの事前販売97万台 予想外の新記録
サムスン電子は16日から7日間進行したギャラクシー Zフォールド4(Galaxy Z Fold4)とZフリップ4(Z Flip 4)の事前販売が約97万台と集計されたと23日、明らかにした。これは前作のZフォールド3(Z Fold3)とZフリップ3(Z Flip3)が7日間記録した92万台をはるかに上回る数値だ。また、1日平均13万8000台ほどが販売されたことになり、上半期に事前販売の8日間で102万台を販売したギャラクシーS22シリーズ(1日平均12万7000台あまり)も上回った。この日、移動通信3社が事前開通を始めたが、サムスン電子はZフォールド4とZフリップ4の初日開通件数もやはり前作を超えると見ている。
今回の事前販売ではZフォールド4の躍進が目立った。サムスン電子によると、Zフリップ4とZフォールド4の事前販売の割合は約65対35だった。Zフリップ4と比較してZフォールド4でヒンジとカメラの改善、重量減少、マルチタスクの強化をはじめとし、ハードウェアとソフトウェア面で消費者が体感できる変化が目立った点が功を奏したものと分析される。サムスン電子の関係者は「PCと類似しているレイアウトを通じてマルチタスクを極大化したタスクバー機能も好評を得ている」と伝えた。
価格設定も一役買った。サムスン電子は、為替相場や原材料価格の上昇をはじめとする悪条件にも関わらず、Zフォールド4の価格を256GB基準199万8700ウォンに据え置いた。Zフリップ4の場合、256GB基準135万3000ウォンと、前年より9万9000ウォン引き上げた。