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GSグループ、歯科口腔スキャナー企業「メディット」を3兆ウォンで買収


GSグループが今年の買収・合併(M&A)市場最大の案件に挙げられるメディット(MEDIT)を3兆ウォンで買収する。バイオ・ヘルスケア部門を強化しようとする動きと解釈される。これに先立ってGSグループはグローバル私募ファンド(PEF)のカーライル・グループとコンソーシアムを構成し入札戦に飛び込んだ。

24日、投資銀行(IB)業界によるとGSグループとカラーイル・グループのコンソーシアムはメディットの経営権を買収するための優先交渉対象者として事実上選定された。本入札に並んで参加したコールバーグ・クラビス・ロバーツ(KKR)とブラックストーンを抜いて排他的に交渉する地位を与えられた。GSコンソーシアムは買収意向書を提出し、約3兆ウォンの価格を提示した。その他にも定性的な部門でもライバル会社に比べて高い評価を受けたと知られている。

今回の取引対象は韓国のPEFであるユニゾンキャピタルが保有している経営権の持分と創業者、役職員などが所有しているメディットの株式100%だ。

シティグループ・グローバル・マーケッツ証券が代表主管業務を担当した。双方は来月中旬頃、株式売買契約(SPA)を締結することを目標にしている。

GSグループはグローバルPEFのカーライル・グループとコンソーシアムを構成し今回の入札に飛び込んだ。韓国市場への投資を増やすカーライルと新事業の競争力を強化しようとするGSグループの意中が合致したのだ。GSコンソーシアムは予備入札に先立ち、モルガン・スタンレーとUBSを財務諮問会社に選定し買収妥当性を綿密に検討してきた。取引に精通した関係者の間ではGSコンソーシアムが資金証明の次元でもライバル会社に比べて優位だという評価が支配的だった。早くからKB国民銀行とKB証券、ハナ銀行から買収金融を斡旋してもらうことに約定したためだ。

GSグループはカーライル・グループをパートナーとして招待し財務負担を減らすことができるようになった。全体買収代金の中でカーライル・グループが約90%の責任を負う予定だ。

一方、メディットは3次元(3D)歯科用口腔スキャナーを製造・販売する業者だ。
  • 毎日経済 | カン・ウソク記者
  • 入力 2022-10-24 21:55:28




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