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輸入車が蚕食する国内小型車市場

高級車に引き続き2000cc未満の販売量28%急増 

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高級車市場に続き、国内の小型車市場まで輸入車に蚕食されている。

10日、自動車業界によると、今年に入って去る9月末まで、排気量2000㏄未満の小型・準中型市場で輸入車の販売台数は7万9411台に、2013年の同じ期間の販売台数の6万1839台に比べて28.4%増加した。全体輸入車の販売で占める割合も2012年の49.4%から2013年は53.5%に4.1%ポイント増加したのに続き、今年9月まで54.5%を記録して増加する傾向だ。一方、同じ排気量の国産車の販売は2013年の16万8925台から2014年は16万3517台に3.2%下落した。

車種別に調べてみると、国内小型車級の代表車種である現代自動車の「アクセント」と起亜自動車の「プライド」の今年1月から10月までの累積販売台数は、前年の同じ期間に比べてそれぞれ22.8%、20.9%下落した。準中型車「アバンテ」と「K3」の販売台数もやはりそれぞれ5.4%、9.2%落ちた。全体内需市場が成長する中で唯一(とりわけ)国産小型車の弱勢が目立ったわけだ。そのうえ、韓国GMの「アベオ」の1~9月基準の年間累積内需販売実績が前年同期比32.2%増加し、自尊心を立てたわけだ。

国内メーカーが収益性が高い大型車の開発に集中して小型車市場に相対的に粗雑にした結果がブーメランになって戻ってきているのだ。

一方、輸入車業界は毎月新しいモデルを発売できるようにしている。輸入車販売台数の上位圏を逃さずにいる準中型車のフォルクスワーゲンの「ゴルフ」を筆頭に、フォルクスワーゲン「ポロ」、BMW1シリーズなどが加勢している。しかも、輸入車メーカーらは小型スポーツユーティリティー車両(SUV)のラインナップを続々と強化して、小型車市場に対する攻勢を強化するところだ。
  • 毎日経済_キム・ドンウン記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2014-11-10 17:31:02




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