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数字経済 > マーケティング > サムスン電子、「ミルク(MILK)」でYouTubeに挑戦状
サムスン電子が米国で、音楽ストリーミングサービスの「ミルク・ミュージック」に続き、動画の紹介サービス「ミルク・ビデオ(Milk Video)」を披露した。これまでサムスンの弱点として評価を受けていたコンテンツ、サービスの分野で、YouTube(グーグル)、ネットフリックスなどと匹敵するブランドに成長できるか注目される。
サムスン電子は20日、Galaxyスマートフォン利用者のための「ミルク・ビデオ」をAndroidのGoogleのプレイを通じて発表した。ミルク・ビデオはミュージックビデオ、コメディ、ライフスタイル、エンターテインメント分野のモバイル動画コンテンツを選別(キュレーション)して、利用者に推薦してくれるサービスだ。
このサービスのために、ファッション分野の雑誌「コンデナスト(Conde Nast)」、コメディ「ファニー・オア・ダイ(Funny Or Die)」、エクストリームスポーツ専門「レッドブル(Red Bull)」、ミュージックビデオ「ヴェヴォ、ヴァイス(Vevo、 VICE)」などの専門サイトと提携した。
スマートフォンに特化したため、映画やドラマよりも再生時間が3~5分と短い。興味中心のコンテンツが主をなす。利用者がスマートフォンでは、短い動画を集中消費するからだ。ミルクのビデオは好みに合わせてコンテンツを受信でき、利用者が面白い動画を推薦してくれる。
「カスタマイズモバイル動画」がミルクのビデオサービスの中核だ。どのようなビデオをアップロードして消費するか、どのようなコンテンツを「フォロー」するのかを、自動で同じような映像を見せてくれ、これをFacebookやTwitterで共有できるようにした。
韓国内の動画コンテンツ提携(著作権)などの問題で、韓国発売日程は決まっていない。