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LG家長男のク・グァンモ氏が常務に昇進…幕が上がった財界人事

趙俊鎬モバイル社長、ハ・ヒョニ持株社長…財界人事スタート 

  • LG家長男のク・グァンモ氏が常務に昇進…幕が上がった財界人事
LGグループを信号弾にして、今年の財界人事が始まった。財界によると、LG電子が27日に人事を断行したことに続き、来週初めにはサムスングループ、来月の中旬以降にはSKやハンヂン(韓進)グループ、そして下旬には現代自動車、ロッテ、現代重工業グループの人事が次々と続く見通しだ。

今年の財界人事のキーワードは「変化」だ。日本の円安と中国の追撃などで急変した経営環境の中で生き残るための、避けられない対応として見ることができる。

LGグループは今回の人事で、持株会社である(株)LG出身の経営陣を、LG電子などの主要系列会社に前進配置した。LGグループの顔の役割を果たしていた趙俊鎬(チョ・ヂュノ)(株)LG社長は、LGモバイルコミュニケーション(MC)事業本部長を任された。具本茂(ク・ボンム)LGグループ会長の長男のク・グァンモ部長(写真)は、部長に上がって2年めで常務に昇進した。ク・グァンモ部長がこんかい役員となり、ク・ボンム会長を継ぐLG四世の後継授業が本格化したと分析される。ク・グァンモ常務は今年36歳で、2006年にLG電子財経部門に代理として入社し、2009から2012年までは米ニュージャージー州法人で金融と会計業務を担当した。その後、帰国してHE事業本部を経て、今年4月からLGのシナジーチームで作業を行ってきた。

来週初めに社長団と役員人事が予定されているサムスングループも、社長団の規模縮小や役員数の削減などで、「スリム化」人事を断行する見込みだ。経営実績の不振にともなう問責性の人事とともに、組織改編や現場再配置などの変化が予想される。

来月の中旬に人事が予定されているSKグループもまた、実績の振るわない関連会社の役員を大幅に交替する人事を予告した。現代自動車グループは、来月末に財務とR&D関連の役員を事業現場にに前進配置する人事を計画している。

特に来月の中旬に人事が予定されてハンファグループは、サムスンとの「ビッグディール」による大規模な変化が予想される。
  • 毎日経済_イ・ヂンミョン記者/ハン・エギョン記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2014-11-27 17:39:42




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