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AEB装着時、来年から車保険料の引き下げ


  • AEB装着時、来年から車保険料の引き下げ
  • < AEB 車対車試験評価結果 *資料=保険業界 >

早ければ来年から車両に自動緊急ブレーキシステム(AEB)があれば、自動車保険料を少なくすることができる道が開かれる。保険業界がAEB実装をするかどうかによって、保険料率を差別化する方案を推進しているためだ。AEBとは、車を運転していて前方に障害物があるとき、運転者がブレーキを踏まなくてもこれを感知した車両が自動で車を止める先端装置をいう。

先月30日、保険業界によると、国内保険会社はAEBが自動車事故を大幅に減らすことができるという研究結果を確認し、来年の事業計画にこれを反映して保険料率の等級化方案を設けることにした。

保険業界は、最近AEBが装着された現代ジェネシス、ベンツC200、ボルボS80をはじめとする8つの車種を対象に、性能テスト作業を終えた。最も優れていると評価されたベンツC200の場合、車対車の事故の危険を評価した結果、100点満点で97.0点を受け、事故予防効果が最も高いことが分かった。現代ジェネシスが96.0点を受けて後に続いた。

これらの車両は、車両が時速40㎞/h前後で走るとき、運転者がブレーキを踏まなくても自ら判断し、車を止めて衝突を回避する効果が大きいことが分析された。保険業界の関係者は「車両事故の大多数が市内を低速で走る時に発生することを勘案すれば、AEBが事故を大幅に削減する可能性が高い」とし、「事故が少ない車両の保険料が低くならなければならないという基本原則に基づき、保険料を下げようということ」と述べた。

これにより、自動車業界でも保険料率の差別化について概して共感する雰囲気だ。
  • 毎日経済_ホン・ジョンソン記者/ホン・ジャンウォン記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2014-11-30 17:29:44




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