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数字経済 > マーケット > カカオトークvsネイバーライン、キャラクター対戦…ムーンvsフロド
最近、ソウル市新村の現代デパート内にある「カカオトークフレンズ」ポップアップストアを訪問した会社員キム・ヒョンヂンさん(28)。キムさんはガールフレンドと一緒に、カカオトークキャラクターが描かれたポストイットとクッションを購入した。キムさんは、「ふだんカカオトークを利用しながらお互いにやり取りしていたキャラクターが嬉しくて、製品の質も思ったより悪くなかった」とし、「必ずは買わないけど、しばしば立ち寄って見物している」と語った。
国内の代表的モバイルメッセンジャー「カカオトーク(カトーク)」と「ネイバーライン」がオフライン店舗で対戦した。両社は動物を擬人化したキャラクターを「フレンズ」と名付け、関連商品を本格的に売り出した。ダウムカカオは、国内大型デパートを中心に限られた期間を運営するポップアップストアを通じて顧客を迎えている。SPCグループ系列の「サムリプ食品」とは、パンとキャラクターを組み合わせた製品も作って人気を集めている。韓国よりもまだ海外で人気が高いネイバーラインは、常設店舗として最近、京畿道の龍仁エバーランドに第3店をオープンしたことに続き、米国ニューヨークと東京店舗も準備中だ。
このように、モバイルメッセンジャーメーカーがキャラクター商品を販売することは、何よりも利用者の親しみ感を増やすためという目的がある。
すぐさま収入につながらなくても、利用者の忠誠心を高める主要手段というわけだ。ネイバーの関係者は、「キャラクター事業でいますぐ金を稼ぐというよりも、利用者との接触面を広げるところに意義がある」と説明した。ダウムカカオの関係者も、「モバイルを超えて利用者の日常に近づくというところに意味がある」と語った。