トップ > 数字経済 > マーケット > 2014年の自動車内需市場をリードしたのは「QM3」「ニューカーニバル」などのRV車

2014年の自動車内需市場をリードしたのは「QM3」「ニューカーニバル」などのRV車

37万台売れ、昨年より14%アップ 

今年一年の国内自動車業界の内需成長は、「レジャー用車両(RV)」が導いたことが分かった。キャンプなどレジャー文化がますます拡散し、商品性や価格競争力を同時に備えたRVの新車が大挙発売されたためだ。

自動車業界によると9日、今年に入って11月までの国内自動車メーカー5社のRV販売台数は総37万1094台で、前年同期の32万5521台に比べて14.0%増加した。一方、一般乗用車の販売台数は71万968台で、前年同期の71万137台と比較して、同じ水準を維持するところにとどまった。

起亜自動車は、新たにリリースしたニューカーニバルとニューソレントが人気を集めた。ニューカーニバルは今年上半期の発売以来、11月までに2万8186台が売れ、下半期に発売したニューソレントも1万8370台が売れて、起亜車のRV全体の販売成長率(16.0%)に大きく貢献をした。一方、起亜自動車の乗用車販売台数は、前年より8.5%減少した23万2176台にとどまった。

起亜自動車の関係者は、「ニューカーニバルとニューソレントは、デザインと性能のすべての面で顧客から賛辞を受けて巡航している」とし、「一方、新車の発売がなかった乗用車部門は、相対的に販売は不振な方だった」と説明した。

韓国GMのRV「三銃士(キャプティバ、オーランド、トラックス)」の売上げは、前年比で23.9%増の3万4711台を記録した。これも韓国GMの乗用車販売増加率(9.5%)に比べると大きく上回る数値だ。韓国GMの関係者は、「キャンプ文化が拡散し、このクラスで大きな室内空間を持つRVが人気を集めている」とし、「輸入車に比べて性能差は大きくなく、価格は安いという点も人気の要因だ」と語った。ルノーサムスンは旋風的な人気を集めたQM3を前面に立てて、RV部門の売上げ2万2997台を記録し、前年比で391.8%というものすごい成長率を記録して実績成長を牽引した。サンヨン(雙龍)自動車もRVの販売量は2013年との比較で7.1%増加した。

乗用車部門の成長がRV部門を越えたのは現代自動車が唯一だった。現代自動車のRV部門の販売は前年比で1.2%減少した一方で、乗用車部門は4.8%増加した。現代自の関係者は、「他の競合他社とは異なり、現代自動車はRV部門の新車発売がなかった代わりに、昨年末からジェネシス、ソナタ、アスランなど、新型車を大量に発表したため」だと説明した。
  • 毎日経済_キム・ドンウン記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2014-12-09 17:06:53




      • facebook icon
      • twetter icon
      • RSSFeed icon
      • もっと! コリア