トップ > 数字経済 > 企業 > 歴代最大の証拠金30兆ウォンを吸い取った第一毛織の公募株申込

歴代最大の証拠金30兆ウォンを吸い取った第一毛織の公募株申込

サムスン生命の記録こえ…競争率195対1 

  • 歴代最大の証拠金30兆ウォンを吸い取った第一毛織の公募株申込
第一毛織が30兆ウォンに達する市中資金を吸いこんで、歴代最大の申込証拠金の記録を塗り替えた。

上場代表主幹事のKDB大宇証券は11日、同日午後4時の時点で第一毛織公募株の申込みを受けた証券会社6社の申込み状況を集計した結果、30兆ウォンの申込証拠金が集まったと明らかにした。これは先月の、サムスンSDSの申込記録である15兆5520億ウォンはもちろん、2010年5月にサムスン生命がうち立てた、これまでの最大記録(19兆8000億ウォン)をはるかに超えた歴代最大規模だ。今回の公募で個人が持ち出せる量は総574万9990株で、申込競争率は194.9倍に達した。競争率もサムスン生命(40.06対1)とSDSの(134.19対1)を上回った。

専門家らは、「第一毛織はサムスングループの支配構造の頂点にあるうえに、グループオーナーの持分と保有資産が多く、長期的な投資株としての魅力が浮き彫りになり、低金利で行き場のない市中資金が大挙殺到した」と評価した。第一毛織は新株発行で確保することになる資金4454億ウォンを、借入金の返済と子会社のサムスンバイオロジックスへの出資等に使用する予定だ。

第一毛織公募で、李健煕(イ・ゴニ)サムスングループ会長の三人の子女は3兆ウォンに近い上場差益を得るものと見られる。李在鎔(イ・ヂェヨン)副会長ら三兄妹は1996年に転換社債(CB)を通じて、当時エバーランドの株式を一株当たり7700ウォンで取得したことがある。証券会社は第一毛織の目標株価として7万~10万ウォンを提示するなど、第一毛織の株価見通しも明るい方だ。
  • 毎日経済_ノ・ヒョン記者/ヨン・ファンヂン記者/写真=MBN | (C) mk.co.kr
  • 入力 2014-12-11 17:47:48




      • facebook icon
      • twetter icon
      • RSSFeed icon
      • もっと! コリア