トップ >
数字経済 > 企業 > サムスン電子、モバイル用8Gb LPDDR4 DRAMを量産…GALAXY S6から
サムスン電子は半導体の微細加工プロセスの限界を突破し、高級スマートフォン部品市場の攻略に新しい足場を整えた。サムスン電子は23日、世界初の20ナノプロセス・8Gb(ギガビット)モバイルDRAMの量産を開始したと明らかにした。20ナノプロセスは、半導体回路のプロセスルールが1億分の2メートルという意味だ。
8Gb LPDDR4モバイルDRAMはPC DRAMよりも2倍、毎秒3200Mb(メガビット)の速度でデータを転送しながらも、消費電力をさらに下げることで、薄型・超小型・超高速の4GB(ギガバイト)ソリューションを提供することができる。4GB製品は8GbモバイルDRAMチップ4個を一つのパッケージに積んだもので、モバイルAP(Application Processor/アプリケーションプロセッサ)とともに高仕様のスマートフォンに搭載される。
この半導体を搭載したスマートフォンは、超高精細(UHD)級の動画撮影はもちろん、2000万画素以上の写真の連続撮影も可能だ。
8Gb LPDDR4モバイルDRAMは、サムスン電子が来年に発売するGALAXY S6に搭載されていると伝えられた。