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外国人観光客1400万人突破…収入176億ドルで最大


  • 外国人観光客1400万人突破…収入176億ドルで最大
  • < 外国人観光客とヨウカーの入国推移 *資料=韓国観光公社 >

韓国を訪れた外国人観光客が1400万人を超えた。

文化体育観光部と韓国観光公社は29日午後、清州国際空港で1400万人目の入国観光客の歓迎行事を開催し、史上初めて訪韓外国人観光客の数が1400万人を超えたと明らかにした。

今年、外国人観光客1400万人突破の意味は格別だ。セウォル号惨事と円安などの2つの大型悪材料を克服して成し遂げた可視的な成果であるうえに、インバウンド(外来)観光客の規模では世界20位圏内に入る観光大国の意味も帯びるからだ。

訪韓外国人観光客が2012年に初めて1000万人を越えた後、着実に増加傾向を見せているという点も鼓舞的だ。2012年に1114万人を記録したことに続き、2013年には1217万人に増え、今年は再び1400万人を超えた。

増加率も目に見えて増えている。外国人観光客の1~11月の増加率を見ると、昨年の同期間よりも16.6%増加したことが分かった。最近10年間で最も高い成長率だ。

この期間、国籍別には「ヨウカー」つまり中国人観光客が最も多かった。前年同期との対比で40.9%増の571万人を記録し、年末までには610万人を突破するものと見られる。中国の次は日本(230万人)そして米国(77万人)の順だった。

観光収入も大幅に増えた。年末までに、今年一年の観光収入は176億ドルと見込まれる。昨年の145億ドルより21.4%も増加した数字だ。特に観光収支の赤字は22億ドル程度に、大幅に減少するものと見られる。2009年に12億7000万ドルを記録した後、5年ぶりで最も低い水準だ。

1400万人誘致が国内経済に及ぼす生産誘発効果は、全産業分野にわたって約31兆ウォンと推算される。携帯電話3700万台または中型車47万台を輸出したこととほぼ同じ効果だ。

就業誘発人数は54万5000人で、携帯電話の輸出の4.5倍、または自動車の輸出の3.3倍に達し、観光産業の雇用創出効果が優れたことが分かった。

韓国とすぐ隣の観光競争国日本は、円安効果を背に受けても1218万人にとどまり、2年連続で韓国に押された。

ピョン・チュソク韓国観光公社社長は、「当初、2020年の外国人観光客2000万人誘致を目標にしたが、この傾向が続けば3年ほど前倒しできるようだ」とし、「2017年の2000万人早期達成のために総力を傾ける」と語った。
  • 毎日経済_シン・イクス旅行&レジャー専門記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2014-12-29 17:06:59




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