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現代パワーテックの社長にキム・ヘジン氏…現代自動車グループ人事

現代ロテムとオートロンのCEO交替 

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現代自動車の試験・パワートレーン担当のキム・ヘジン社長(57)は、現代自動車グループの自動変速機などの部品専門系列会社である現代パワーテック(HYUNDAI POWERTECH)社の社長に席を移した。現代自動車グループは先月31日、このような内容の人事を断行して、グループ内のパワートレイン分野の最高専門家とされるキム社長を、グループの核心部品系列社の勤務に発令したと明らかにした。

現代自動車グループ側は「キム・ヘジン社長の現代パワーテックへの異動によって、現代パワーテックの技術競争力が大幅に高まると同時に、現代自動車とのシナジー拡大を期待している」とし、「キム社長は現在のパワーテック代表チョン・イルス副社長とともに、現代パワーテックの技術力向上と世界的部品会社への跳躍のために全力することになる」と説明した。延世大学機械工学科を卒業したキム社長は、現代・起亜自動車研究開発本部の乗用ディーゼルエンジンの開発実装と性能開発センター長を経て研究開発本部長まで務めた、グループ内の技術研究分野の最高の専門家として挙げられる。

この日、現代自動車グループはまた現代モービスの部品営業本部長であるキム・スンタク副社長(57)を、現代ロテム社長への昇進を発令した。キム新社長は海外営業の専門家として評価されている。キム新社長は起亜自動車のグローバル戦略室長、欧州事業部長(専務)と現代自動車で海外営業本部長(副社長)、現代モービスの部品営業本部長としてそれぞれ働いた。キム新社長に対して現代自動車グループの関係者は、「現代・起亜自動車と現代モービスの海外営業分野をあまねく経験したキム・スンタク社長のグローバルセールス能力を活用し、現代ロテムの業績改善と競争力強化を推進することになるだろう」と語った。

現代自動車グループの自動車用電子制御専門の系列社である現代オートロンのキム・ジェボム運営総括担当副社長(59)もこの日の人事を通じて社長に昇進した。キム・ジェボム新社長はソウル大学産業工学科を卒業した後、UCバークレー校で経営学修士号を得た。

これとともに、現代自動車グループは現代ハイスコ営業本部長のパク・ポンジン専務(57)の副社長への昇進を発令した。パク・ポンジン専務(57)新副社長は現代ハイスコで原料担当(取締役待遇)、東京支社長(取締役)、自動車鋼板営業本部長(常務)、購入本部長(専務)などを歴任した。現代自動車の研究開発企画調整のパク・チョングク副社長(57)も、現代自動車グループの産学連携・研究開発人材育成総括系列会社である現代エヌジーブイ(HYUNDAI NGV)代表取締役(副社長)に任命された。パク新代表は現代・起亜自動車の性能試験実装(取締役)、米国技術研究所長(常務・専務)、中央研究所長(専務)、性能開発センター長(専務)などを歴任した。

一方、ハン・ギュファン現代ロテム副会長とキム・ウォンガプ現代ハイスコ副会長はこの日、顧問に委嘱されて経営の一線から一歩退いた。これによって現代自動車グループの副会長団は10人から8人に減った。
  • 毎日経済_ホン・ジョンソン記者/ユン・ウォンソプ記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2014-12-31 16:29:55




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