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青年男性10人に1人は失業者…15年間で最高値


  • 青年男性10人に1人は失業者…15年間で最高値
  • < 急騰する青年男性失業率 *資料=統計庁 >

雇用指標が好調勢だという政府の判断とは異なり、青年層の就職難はむしろ加重されている。昨年、青年失業率は15年前の統計基準の変更以後で最高値に上がった。

就業者は増えたが求職者もまた増加して、青年層の就職は「針の穴」のように狭くなったためだ。

特に青年男性が就職市場で苦戦を強いられている。昨年、青年男性10人に1人は失業者であることが分かった。2000年代以降、性別・年齢別の失業率が10%を超えたことも今回が初めてだ。

14日、統計庁の「12月および年間雇用動向」によると、昨年の15~29歳の青年層の失業率は統計基準を変更した1999年以降で最も高い9%と集計された。これは「カード大乱」の余波が押し寄せた2004年(8.3%)や、「世界金融危機」で景気が急速に萎縮した2009年(8.1%)よりもはるかに高いレベルだ。特に青年男性の失業率は昨年10.5%に急激に上昇し、初めて10%台を突破した。同年代の女性失業率も、2013年に7%を超えたことに続いて昨年は7.7%まで上昇した。

このような青年失業率の上昇は、景気減速などの余波でこの年齢層の雇用市場への参入が、大きな幅で増えたためと解釈される。昨年、15~29歳の青年経済活動人口は約426万人で、2013年に比べて13万人ほど増加した。しかし、経済活動人口が増えたほどには雇用は増加しなかった。昨年の青年就業者数は、前年に比べて8万人ほど増えて387万人と集計された。

去る2000年に青年就業者数が488万人に達したことを勘案すれば、14年ぶりに青年雇用の4分の1が消えたわけだ。

政府の積極的な雇用拡大政策で、昨年の就業者数は前年よりも53万人ほど増加した。しかし、就業者のうちの15%以上は週36時間未満を勤務する質の低い雇用状態で働いていた。
  • 毎日経済_チェ・スンジン記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2015-01-14 17:39:03




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