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SKハイニックス、史上最大の実績…今年も過去最大を期待

SKハイニックス、史上最大の実績 

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  • < SKハイニックス経営実績 *資料=SKハイニックス >

SKハイニックスは2年連続で、過去最高の業績を達成した。

SKハイニックスは28日、2014年の売上げ17兆1260億ウォン、営業利益5兆1090億ウォン、純利益4兆1950億ウォンを出したと発表した。営業利益率は30%に達し、純利益率も24%だ。売上額は2013年との比較で21%増加し、営業利益は51%、純利益は46%増加した。

業界では、崔泰源(チェ・テウォン)SKグループ会長の果敢なハイニックス買収の決定と、それ以降の投資などが実を結んでいると評価した。ハイニックスがSKグループ編入以降の実績が高空行進を始めたからだ。

SKグループのハイニックス買収が進行中だった2011年第3四半期と第4四半期、ハイニックスはそれぞれ2909億ウォンと1065億ウォンの営業損失を記録した。

しかしSKグループに編入された2012年、競合他社のほとんどが投資を縮小していたことに対抗して、前年比で10%増の3兆8500億ウォンの施設投資を敢行して黒字転換を成し遂げた。

SKハイニックスの関係者は、「SKグループに編入された後、大規模な適時の投資が可能になり、半導体メーカー本然の競争力が強化された」と評価した。

SKハイニックスは、今年の投資計画を5兆ウォン台にとるなど、史上最大の投資を予告した。上半期中にM14ライン工場を完成し、20ナノ台前半のDRAMメモリチップの量産を始め、コスト競争力を高めていく計画だ。

特にサーバー用とモバイル市場を中心に、DDR4の導入に先制的に対応し、年末までにDRAMメモリ製品の中に占めるDDR4の割合を50%まで拡大する計画だ。NAND型フラッシュは、上半期中にTLC(3ビットセル)製品を本格的に量産し、SSD(ソリッドステートドライブ)などのソリューション製品の供給を拡大して収益性を向上させるという目標だ。

実績改善に支えられて、SKハイニックスは今年の法人税・輸出・投資・雇用などでも過去最大を記録するものと見られる。8000億ウォン前後の、史上最大の法人税納付が予想される。輸出は15兆9000億ウォンを記録したと推定される。SKグループ編入前の1万9000人水準だった本社の社員数は、昨年末の時点で2万2000人に増えた。

半導体業界と証券業界では、今年のメモリー半導体市場がモバイルとサーバ市場を中心に、機器ごとにメモリーを採用する量が増加して、SKハイニックスに好意的だと予想した。

またハイエンドモバイル機器に比べ、相対的にメモリーの搭載量が少ない普及型機器のDRAMメモリとNAND型フラッシュ採用量も増え、SKハイニックスの売上げに助けになると予想した。

SKハイニックスの関係者は、「強化されたビジネス能力を土台に、地域経済の活性化と雇用創出にもさらに貢献するだろう」と語った。
  • 毎日経済_イ・ジンミョン記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2015-01-28 17:48:08




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