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ゴールドバーの人気復活…ホームショッピングで24か月の分割払いまで

戻ってきたゴールドバー...旧正月ギフトとして「青陽」描いた金製品人気 

  • ゴールドバーの人気復活…ホームショッピングで24か月の分割払いまで
  • < ゴールデンデュー「青陽ゴールドバー」 >

原油価格の暴落などで国際経済が不安定となるやいなや、金が再び安全資産として浮上し、ゴールドバーが人気を集めている。

29日、流通業界によると、低金利に「金テク」として所蔵用のゴールドバーを購入するだけでなく、ソル(旧正月)を控えて贈答用に金商品を購入する顧客も増えている。

金価格は、今年に入って3週間のあいだに9%ほど上昇した。昨年11月初め頃の1グラム当たり3万9000ウォン台から、29日現在では4万4900ウォンが呼び値だ。とは言え、昨年の春は5万ウォン台に迫っていたことに比べれば、まだ価格的な魅力があるという評価だ。同じ重量の金を買っても、流通マージンや手数料などによって価格に違いが出るが、市中の宝石店や銀行のほか、韓国金取引所(Korea Gold Exchange)、オンラインモール、ホームショッピングまで、金を買うことができる場所が多様になったこともゴールドバー人気に一役買っている。

また、数千万ウォンほどのゴールドバー(金塊)のみを中心に取引された過去とは異なり、最近は1匁(3.75g)から100gまで、さまざまなサイズと形で商品化されたことも特徴だ。

ロッテデパートは宝石ブランドのゴールデンデュー(Golden Dew)と手を組んで、2015年の羊年を記念して羊を刻んだ「青陽ゴールドバー」を出して人気を集めている。ロッテデパートのゴールデンデュー売り場で、今月26日までに販売されたゴールドバーの売上げは前年より68%も増えたが、このうち半分が低重量サイズで企画した青陽ゴールドバーの売上げだ。ロッテ百貨店の関係者は、「青陽ゴールドバーの価格は200万~500万ウォン台で、ゴールドバーが財テク手段を超え、贈り物としても脚光を浴びているトレンドを反映して企画したのが的中した」とし、「1匁重量の純金青陽ペンダントも、宝石リングの代用として人気を集めている」と説明した。

現金のほかに商品券やクレジットカードで決済することができることも、デパートでのゴールドバー購入が増えた理由の一つだ。

ホームショッピングも、無利子24ヶ月分割払いのメリットをたっぷりと味わっている。

市中で購入する場合には店頭を直接訪問する必要があるし、現金一括払いでなければならないという負担をなくしたわけだ。現代ホームショッピングは、昨年11月末から11回の放送を通じて150億ウォンの売り上げを上げた。

オンラインモールGマーケットでは、昨年12月22日から今年1月21日までの1カ月間、純金製のゴールドバーの販売量は前年同期との対比で98%ほども増えた。
  • 毎日経済_キム・ジュヨン記者/イ・セボム記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2015-01-29 17:13:44




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