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数字経済 > 企業 > サムスン電子、1株当たり配当1万9500ウォン…国内経済活性化のため
サムスン電子は今年の配当を大幅に増やし、1株当たり1万9500ウォンの現金配当を行うことを決めた。サムスン電子は29日、普通株1株当たり1万9500ウォン、優先株1株当たり1万9550ウォンの現金配当を実施すると明らかにした。
普通株基準で、配当金は前年(1万3800ウォン)よりも41.3%増え、配当金の総額(2兆9246億ウォン)は35%増加した。サムスン電子は先月、照会告示への回答で「株主に優しい政策はもちろん、国内経済の活性化という次元での特別配当的な性格で、30~50%の配当増額を積極的に検討する」と明らかにしていた。
告示によると、サムスン電子は昨年第4四半期に売上額52兆7300億ウォン、営業利益5兆2900億ウォンを記録した。営業利益は2013年第4四半期より36.3%減少したが、2014年の第3四半期と比較すると30.24%増加した。
第4四半期の業績回復にもかかわらず、昨年の年間実績は売上額206兆2100億ウォンと営業利益25兆300億ウォンで、売上げは前年比で9.8%、営業利益は31.9%減少した。
サムスン電子の李明振(イ・ミョンジン)専務は、「昨年の第4四半期、半導体設備投資に14兆3000億ウォン、ディスプレイ施設投資に4兆ウォンを使うなど、昨年は23兆4000億ウォンの施設投資を行った」とし、「今年は半導体のNAND型フラッシュとシステムLSIにより多くの投資を計画している」と明らかにした。最近の市場で提起された株式額面分割の可能性については、イ・ミョンジン専務は「会社と株主に長期的に与える影響を知るために、率直にいって検討する時間が必要だ」と語った。