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未納通行料、うっかりすると支払額が10倍にも…「度が過ぎる」不満の声も


Aさんは、自動車ハイパス(Hi-pass)端末機の残高が足りないという事実を忘れて、高速道路のハイパス車路を通過して未納通行料金を出せという告知書を受けた。後に督促状まできたが、会社の仕事で余裕がなくて忘れていたある日、飛び込んだ郵便物を開けてみて、びっくりした。通行料金は1500ウォンだが、未納付加通行料金で10倍の1万5000ウォンを加え、合計1万6500ウォンを出せということだ。Aさんは通行料金を適時出せない過ちを認めながらも、10倍の料金をより請求することは度を過ぎていると不満を言う。

このように高速道路の未納付加通行料金がひど過ぎるという不満が絶えない。付加通行料金が通常、数千ウォンから数万ウォンと大きな金額ではないが、鉄道無賃乗車のように意図的に料金を出さないようにしたわけでもなく、心の余裕がなく納付期限をうっかりしたものだが、10倍を追加で出すのは不合理だということだ。

これに対して韓国道路公社は有料道路法第20条と有料道路法施行令第14条に基づいて10倍の付加通行料金を賦課・収納していると31日明らかにした。

韓国道路公社広報室のハン・ジョンミン次長は「郵便で3回にわたって告知後、付加通行料金を賦課する」とし「もちろん、忙しくて忘れることもあるが、3回ほどなら納付する機会を十分に与えていると考えている」と述べた。彼は普通郵便の2回と書留郵便1回などの郵便費用も2013年には約17億ウォンにのぼるなど、少なくないと付け加えた。

2011~2013年の3年間未納通行料金は403億ウォンで、道路工事はこのうち現在までに377億ウォン(94%)を徴収したと明らかにした。同期間、道路公社が徴収した付加通行料金は24億ウォンだ。

一方、ハイパス端末が認識されず、通行料金を出すことができなかった利用者もいる。道路公社は、端末未付着やカードの残高不足をはじめ、カードを誤って挿入した場合などについては付加通行料金を取るが、端末の未作動やカード情報未受信、カード認証エラーなど技術的な問題があったときは付加通行料金を取らないと説明した。
  • 毎経ドットコム デジタルニュース局 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2015-01-31 09:55:19




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