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数字経済 > 経済 > 中国と北朝鮮とロシア、国境の豆満江河口に観光特区を建設
中国は北朝鮮とロシアと接した豆満江(トゥマンガン)の河口に、国境をこえる観光特区を建設することにした。北朝鮮とロシアも事業を許可したと伝えられた。
中国新聞網(中新社)は12日、吉林省政府関係者の言葉を引用して、「豆満江の河口に国境を超えた観光特区の建設案が、すでに3カ国から承認を得た」と伝えた。
計画案は中国の図們市と北朝鮮の羅津・先鋒特区、ロシアのハサン市の三点をむすんで約10平方キロメートルの広さで特区を指定し、3カ国がともにホテル、ショッピングモール、レストランなどを建設する内容を含んでいる。
特区が完成すると旅行者はビザなしで、特区内の3カ国の国境に接する地域を自由に移動することができ、購入した製品に対しては免税も与えられる。金春山・琿春市長は中新社に、「旅行特区の構想は昨年に初めて作られたが、最近ロシアと北朝鮮が積極的に関心を見せている」と語った。