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ファミリーレストランのアウトバックステーキハウス、次々と廃業


韓国のファミリーレストラン第1世代のアウトバックステーキハウスが店舗数を大幅に減らしたことが分かった。外食文化の変化と長期不況の逆風を受けたものだ。

26日、外食業界によると、アウトバックは昨年11月初めに質的成長のための事業計画を発表した後、同月17日から今年1月30日までに全国で34店舗を順番に閉店した。約二か月半の間の閉店数は、昨年11月初めを基準にしてアウトバック全体店舗(109店)の31.2%に達する。営業終了店舗は明洞中央店・清潭店などの都心の大型店が大挙して含まれた。

アウトバックは1997年4月、金浦空港の近くに空港店をオープンして、国内市場に進出した。積極的な店舗拡大に支えられ、韓国進出から11年目にして2008年に100番目の店舗である金海店をオープンした。100号店オープン当時、アウトバック側は2012年までに国内店舗数を150店舗に拡大するという目標を発表した。しかし、2000年代後半に入って、激しくなった競争により業界が飽和状態に達し、不況が長くなったことにより業界の売上高が減少に転じた。これに攻撃的な店舗拡大が最終的にブーメランとして返って来て、収益性が低い店舗を大挙して撤収したものと見られる。

このようななか、2011年から会社を引っ張ってきたハン・ジョンムン前代表は23日、マッドフォーガーリック(Mad for Garlic)の親会社であるMFGコリアに席を移した。会社側はハン新任代表がマッドフォーガーリックの国内営業を統括しながら、店舗拡大に注力すると伝えた。外食業界の経営ノウハウとリーダーシップを基に今後3年間、国内に80店舗を開くという具体的な目標も提示した。

ハン代表は「店舗別に外国語のできるスタッフとワインに精通したソムリエを育成しマッドフォーガーリックだけの自負心と価値を強化する」と明らかにした。
  • 毎経ドットコムデジタルニュース局 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2015-02-28 10:32:29




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