トップ > 数字経済 > 企業 > サムスン電子が北米LED商業用ディスプレイ会社YESCOを買収

サムスン電子が北米LED商業用ディスプレイ会社YESCOを買収


3日、サムスン電子が米国の発光ダイオード(LED)商業ディスプレイの専門メーカーであるYESCOエレクトロニクス社を買収したと明らかにした。

YESCOは米国・ユタ州に位置する会社で、1988年に設立されたデジタルサイネージ専門会社だ。製造、研究開発(R&D)、サービス全般にわたった力量を備えており、様々な屋内・屋外用LED商業ディスプレイ製品群を保有している。

LEDデジタルサイネージは、都心の大規模な建物の屋上に設置され、大型電光掲示板などに使われるディスプレイだ。世界で最もにぎやかな場所の一つに数えられるロンドンのピカデリーサーカス(広場)の屋外広告看板をはじめ、米国ラスベガスのウィン・ラスベガス、コスモポリタンホテル、アリアホテルの屋外大型看板などがYESCOの作品だ。

サムスン電子は今回の買収により、既存の液晶表示装置(LCD)パネルベースの室内製品から屋外用大型LED商業ディスプレイに至るまで、多様な製品群を備えることにより、デジタルサイネージ事業を本格的に拡大する計画だ。

サムスン電子映像ディスプレー事業部のキム・ソッキ専務は「LEDベースの商業ディスプレイは、さまざまな環境で使用できるディスプレイで、今後の高成長が予想される」とし「今回の買収により、サムスン電子は世界中の消費者に差別化されたデジタルサイネージの価値を提供する予定」と明らかにした。
  • 毎経ドットコム_キム・ヨンウン記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2015-03-04 08:54:49




      • facebook icon
      • twetter icon
      • RSSFeed icon
      • もっと! コリア