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韓国初、現代自動車が4G LTE適用のスマートカーを販売


  • 韓国初、現代自動車が4G LTE適用のスマートカーを販売
韓国で初めて、最先端の情報技術(IT)の4G LTEテレマティクスで武装した自動車が登場する予定だ。現代自動車は来る17日に新車発表会を持ち、本格的に販売を開始する「オールニュー・ツーソン(All New Tucson)」に4G LTEベースのブルーリンクを適用すると12日、明らかにした。ブルーリンクは現代自動車が独自開発し、2012年5月に出荷された新型「サンタフェ(Santa Fe)」からサービスを開始したテレマティクスだ。

現代自動車の関係者は、「これまで現代自動車は、3Gベースのブルーリンクをサービスしてきたが、より高い安定性と速度を希望する顧客のニーズに合わせて、オールニュー・ツーソンから安定的で速度が3Gに比べて5倍以上の高速4G LTEベースのブルーリンクを適用することにした」とし、「国内の自動車市場で4G LTE時代を開き、16万人に達する現代自動車のブルーリンク加入顧客は、安定した高速データの世界に会うだろう」と説明した。

これによってブルーリンクの加入者は、これまでブルーリンクがサービスしてきたスマートフォン連動サービス、一分一秒を争う緊急時の安全サービス、ブルーリンクアプリケーション、音楽ストリーミングサービス、ポータルサイトの地図サービスなどを高速で利用できるようになった。起亜自動車も発売予定の車両から、現在の3Gの独自テレマティクスサービス「ユーボ(UVO)」を4G LTEベースに、すべてアップグレードして適用する計画だ。

このように、現代自動車と起亜自動車は、車両とITが融合したスマートカー開発の分野で、輸入車業界よりも一歩リードしている。これは、現代自動車グループの鄭夢九(チョン・モング)会長のスマートカー開発に対する強い意志から始まった。チョン・モング会長は年初、役員らに「グループの新成長動力を創出するためには、最先端のITを融合したスマートカーなどの、革新的な技術開発分野への投資を大幅に拡大しなければならない」と強調したと伝えられた。
  • 毎日経済_ホン・ジョンソン記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2015-03-12 17:30:18




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