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LGグループ、今年6兆3千億をR&Dに投資…融・複合事業にも注力
△写真=具本茂（ク・ボンム）LGグループ会長は11日、良才洞のLG電子瑞草R&Dキャンパスで開かれた「研究開発成果と報告会」で、LGディスプレーの55インチアートスリムLCDが搭載されたテレビの厚さと製品の仕上げなどをこまごまと確認している[写真提供＝LG電子]
LGグループは今年、史上最大規模の研究開発（R＆D）投資を断行する。R＆D投資を増やし、市場をリードできる新技術を確保するという戦略だ。LGは今年、研究・専門委員（役員級）の規模もまた最大レベルに増やした。LGは12日、今年のR＆Dとして6兆3000億ウォンを投資する計画だと明らかにした。LGの年間R＆D投資額が6兆ウォンを超えたのは、今回が初めてだ。LGの今年の全体投資額16兆ウォンのうち、39.4％を占めている。これは全体投資額のうちにR＆Dが占める割合でも、歴代最高の水準だ。LGは昨年、全体投資額15兆9000億ウォンのうち、37.1％の5兆9000億ウォンをR＆Dに割り当てた。
R＆D投資分野は大きく、△電子 △化学 △通信・サービスなどの3大分野に分けられる。LG電子は全体投資額の3分の2（4兆2000億ウォン）以上を、特にLGディスプレーを中心とする電子部門に投資する。
電子部門の主な投資対象は、次世代のモバイルとディスプレイ技術に集中する。具体的には、LTEなどのモバイル先行技術、スマートテレビ（Smart TV）のオペレーティングシステム（OS）などのソフトウェア、モバイルAP（アプリケーションプロセッサ）とスマートテレビ用SIC（システム統合チップ）、高解像度とタッチ性能を向上させたスーパースリムベゼル（枠）のディスプレイ技術、高輝度・高信頼度のLED分野などだ。化学部門では、EP（エンジニアリングプラスチック）・SAP（高吸水性樹脂／Super Absorbent polymer）基盤の技術、エネルギー削減・エコ建築資材、混合ワクチン・糖尿病治療配合剤などの新薬開発に主に投資される。通信・サービス部門では、5G移動通信ネットワーク技術、ビッグデータの分散処理技術に投資する計画だ。
LGは既存の電子・化学・通信などの3大部門以外に、融・複合事業など、未来成長動力の技術開発のためのR＆Dにも投資すると明らかにした。このため、部門間の間仕切りを崩し、共同R＆Dを強化する方針だ。代表的なものには、化学と電子が連携したエコ自動車と、電子と通信を結合した「モノのインターネット（IoT）」技術だ。 LGの関係者は、「R＆D投資が強化される融・複合の次世代成長事業は、電気自動車用バッテリーなどの次世代自動車部品、ESS（エネルギー貯蔵システム）やスマートグリッドとマイクログリッドなどのエネルギーソリューション技術、スマートホームなどのIoT技術」だと明らかにした。また、フレキシブル（曲がる）・フォルダブル（折る）および透明ディスプレイなど、次世代ディスプレイ技術と次世代素材の源泉技術 もここに含まれる。
LGは今年、韓国最大の研究団地「マゴクLGサイエンスパーク」造成にも約1兆ウォンを投入する計画だ。未来の源泉技術を確保する融・複合R＆Dを担うことになるマゴクLGサイエンスパークには総4兆ウォンが投資され、2017年から段階的に入居を開始する予定だ。
LGはこの日、昨年のR&Dで優れた成果を見せた人材など総46人を、研究・専門委員として選任したと発表した。これにより、LGの研究・専門委員の規模は総370人あまりとなり、歴代最高水準に増えた（昨年340人）。研究委員には、主力事業分野の製品の差別化に貢献したR＆D人材と、自動車部品・バッテリー材料・無機素材などの未来成長分野のR＆D人材など、35人が昇進した。専門委員には、生産技術・特許・品質・IT分野の専門家11人が選任された。全体昇進者のうちの7人は、去る11日に開かれたLGの「研究開発成果と報告会」で受賞したR＆D責任者に選定された。
具本茂（ク・ボンム）LGグループ会長は報告会の授賞式で、「産業間の境界を行き来する融・複合が日常化しつつあり、完成品の開発能力に加えて素材や部品の開発能力がさらに重要になっている」とし、「一歩先んじて新しい変化を作り出す一次元高いR＆Dと、だれも越えられない競争力を備えた源泉技術の開発に最善を尽くしてほしい」と呼びかけた。
LGグループ、今年6兆3千億をR&Dに投資…融・複合事業にも注力
LGグループは今年、史上最大規模の研究開発（R＆D）投資を断行する。R＆D投資を増やし、市場をリードできる新技術を確保するという戦略だ。LGは今年、研究・専門委員（役員級）の規模もまた最大レベルに増やした。LGは12日、今年のR＆Dとして6兆3000億ウォンを投資する計画だと明らかにした。LGの年間R＆D投資額が6兆ウォンを超えたのは、今回が初めてだ。LGの今年の全体投資額16兆ウォンのうち、39.4％を占めている。これは全体投資額のうちにR＆Dが占める割合でも、歴代最高の水準だ。LGは昨年、全体投資額15兆9000億ウォンのうち、37.1％の5兆9000億ウォンをR＆Dに割り当てた。
R＆D投資分野は大きく、△電子 △化学 △通信・サービスなどの3大分野に分けられる。LG電子は全体投資額の3分の2（4兆2000億ウォン）以上を、特にLGディスプレーを中心とする電子部門に投資する。
電子部門の主な投資対象は、次世代のモバイルとディスプレイ技術に集中する。具体的には、LTEなどのモバイル先行技術、スマートテレビ（Smart TV）のオペレーティングシステム（OS）などのソフトウェア、モバイルAP（アプリケーションプロセッサ）とスマートテレビ用SIC（システム統合チップ）、高解像度とタッチ性能を向上させたスーパースリムベゼル（枠）のディスプレイ技術、高輝度・高信頼度のLED分野などだ。化学部門では、EP（エンジニアリングプラスチック）・SAP（高吸水性樹脂／Super Absorbent polymer）基盤の技術、エネルギー削減・エコ建築資材、混合ワクチン・糖尿病治療配合剤などの新薬開発に主に投資される。通信・サービス部門では、5G移動通信ネットワーク技術、ビッグデータの分散処理技術に投資する計画だ。
LGは既存の電子・化学・通信などの3大部門以外に、融・複合事業など、未来成長動力の技術開発のためのR＆Dにも投資すると明らかにした。このため、部門間の間仕切りを崩し、共同R＆Dを強化する方針だ。代表的なものには、化学と電子が連携したエコ自動車と、電子と通信を結合した「モノのインターネット（IoT）」技術だ。 LGの関係者は、「R＆D投資が強化される融・複合の次世代成長事業は、電気自動車用バッテリーなどの次世代自動車部品、ESS（エネルギー貯蔵システム）やスマートグリッドとマイクログリッドなどのエネルギーソリューション技術、スマートホームなどのIoT技術」だと明らかにした。また、フレキシブル（曲がる）・フォルダブル（折る）および透明ディスプレイなど、次世代ディスプレイ技術と次世代素材の源泉技術 もここに含まれる。
< LGグループのR＆D投資現状 / LGグループ、今年の3大投資部門 >
LGはこの日、昨年のR&Dで優れた成果を見せた人材など総46人を、研究・専門委員として選任したと発表した。これにより、LGの研究・専門委員の規模は総370人あまりとなり、歴代最高水準に増えた（昨年340人）。研究委員には、主力事業分野の製品の差別化に貢献したR＆D人材と、自動車部品・バッテリー材料・無機素材などの未来成長分野のR＆D人材など、35人が昇進した。専門委員には、生産技術・特許・品質・IT分野の専門家11人が選任された。全体昇進者のうちの7人は、去る11日に開かれたLGの「研究開発成果と報告会」で受賞したR＆D責任者に選定された。
具本茂（ク・ボンム）LGグループ会長は報告会の授賞式で、「産業間の境界を行き来する融・複合が日常化しつつあり、完成品の開発能力に加えて素材や部品の開発能力がさらに重要になっている」とし、「一歩先んじて新しい変化を作り出す一次元高いR＆Dと、だれも越えられない競争力を備えた源泉技術の開発に最善を尽くしてほしい」と呼びかけた。
- 毎日経済_ユン・ウォンソプ記者 | (C) mk.co.kr
- 入力 2015-03-12 17:29:44
