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サムスン電子のスマートウォッチ、処理速度は20%速く消費電力は35%低い


  • サムスン電子のスマートウォッチ、処理速度は20%速く消費電力は35%低い
  • < 主なスマートウォッチの比較 >

サムスン電子はギャラクシー(GALAXY)S6に続き、スマートウォッチにもデザイン改善と急速充電・決済など、自社の革新的な技術を盛り込む。

競合他社のLG電子・アップル(Apple)はもちろん、高級時計メーカーが相次いで新製品を出すやいなや、これまで維持してきた主導権をしっかりさせるためだ。

26日、業界内外によるとサムスン電子は、開発名「オルビス(Orbis)」として知られている次期スマートウォッチのデザインから機能まですべてを原点に戻って検討中だ。昨年の10月頃に発売した「ギア(Gear)S」とは全く異なる製品が出てくるだろうという見方が提起される理由だ。長方形のディスプレイで電子時計に似た形であったギアSは、市場に大きな反響を呼び起こさなかった。サムスン電子の関係者は、「消費者に必要なものは何なのかニーズを把握して、最適なモデルを選べるように多様化することに焦点を合わせている」とし、「新作もまた必要な機能を中心に、便利な生活を構築する機能が核心」だと説明した。

まず、オルビスはLG電子とHuawei社が採用した、円形ディスプレイを導入する可能性が大きくなった。円形ディスプレイは長方形とは異なり、一般的な時計製品と類似しているという評価を受ける。サムスン電子が海外の高級時計メーカーと、デザイン面で多角的に協力しようとすることも同じ次元からだ。サムスン電子はディオールやシャネル、カルティエなどの有名メーカーと提携する可能性を開いている。最近まで、スマートウォッチは電子時計の形を帯び、大衆化することは難しいという評価を受けてきた。しかし、LG電子の「LGウォッチ アーベイン」と「Huawei Watch」が今月初め、モバイル・ワールド・コングレス(MWC)でデザイン革新の面で注目を受け、サムスン電子も内部的に刺激を受けたという話だ。

また、ギャラクシーS6に初めて搭載された決済機能「サムスンペイ」も内蔵されるものと見られる。あわせて、スマートウォッチの慢性的な問題点として指摘された使用時間も伸びる見通しだ。完全に充電した場合、一般的な機能のみを使う場合には4~5日持続できるように補完している。

ギャラクシーS6に全面採用された14ナノメートルプロセスの自社モバイルプロセッサ(AP)「エクシノス7420」も搭載される。

処理速度は20%速いかわりに消費電力は35%低い半導体で、長時間の使用に特化している。オペレーティングシステム(OS)も独自に開発した「タイゼン(Tizen)」を搭載する。独の市場調査会社シュタッティスタの資料によると、サムスン電子は昨年、スマートウォッチ120万台を販売して全世界の販売シェア1位を記録した。
  • 毎日経済_ユン・ジェオン記者/チュ・ドンフン記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2015-03-26 17:35:20




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