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サムスン電子の業績悪化により、上場企業の昨年の純益は7%急減


景気低迷によって昨年、上場企業の営業利益は前年対比で12.69%減少し、純利益も6.96%ほども減少したことが分かった。

財界の「長兄」サムスン電子の業績悪化によるもので、サムスン電子を除外すると、上場企業の純利益は7.1%増加した。ただしこの場合でも営業利益は2.3%減少し、純利益の増加も、商売上手だったというよりは負債比率の縮小など、財務構造の改善と低金利による金融費用の減少のおかげだと分析された。

韓国去来所(KRX)と韓国上場企業協議会(KICA)が1日、有価証券市場の12月決算法人496社の2014会計年度連結財務諸表の基準実績を分析した結果、売上高は1821兆ウォンで前年よりも0.43%縮小した。営業利益は91兆4222億ウォンで、純利益は61兆1472億ウォンと集計された。

各企業が商売をどれほどうまく行ったのかを示す利益指標も、前年よりも退歩した。売上額純利益率は3.36%で、前年よりも0.24%ポイント下落した。各企業は1000ウォンの商品を販売したとき、最終的に34ウォンを残したという意味だ。ただし、サムスン電子を除いた残りの上場企業の業績は、前年よりはそれなりに善く守った。

サムスン電子を除いた上場企業の売上高は1615兆ウォンで、前年よりも0.9%増加し、純利益も大幅に増えた。サムスン電子が全体の売上げに占める割合は、前年の12.6%から11.3%に、純利益の割合も前年の49.4%から38.3%に減少した。

上場企業の負債比率は127.93%で、前年よりも2.62%ポイント低下し、全体的に財務構造が改善された。昨年の黒字企業は364社(73.39%)であり、132社(26.61%)は赤字を出した。
  • 毎日経済_チョン・ビョンドゥク記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2015-04-01 18:11:37




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