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韓国乗用車市場における輸入車のシェア17.6%

輸入車月2万台の時代…1万台突破から4年めで 

  • 韓国乗用車市場における輸入車のシェア17.6%
  • < 輸入車の月別登録台数 >

韓国での輸入車販売が、史上初めて月2万台を突破した。月1万台の販売を突破してから4年めで、2倍に暴風成長したわけだ。輸入車メーカー間の競争が加熱し、各企業が積極的な割引政策を駆使するうえに、このところ不足していた人気車種が大挙ばらまかれたたためとみられる。

韓国輸入自動車協会(KAIDA)は6日、3月の輸入車の新規登録台数は2万2280台で、前年同期との対比で41.6%増加したと明らかにした。この数字は、これまでの月間最多記録である1月の1万9930台を更新して歴代最大だ。

先月、韓国内の乗用車市場における輸入車のシェアも17.6%を記録した。史上最大だった昨年の市場シェア13.9%を大きく上回ったわけだ。

特に輸入車市場の70%を占めているBMW、アウディ、フォルクスワーゲンなどの独メーカーは、年初から積極的な割引攻勢を繰り広げて販売が急増した。ディーゼル車の排出ガス規制である「ユーロ6」が9月に施行され、ユーロ5に合わせて生産された車両は割引幅が大きい状況だ。

先月の輸入車ベストセラーは、フォルクスワーゲンの「ティグアン(Tiguan)」が占めた。昨年も輸入車ベストセラーを占めたティグアンは、フォルクスワーゲンの代表的なSUVモデルだ。

ティグアンはこの一ヶ月間で1046台が売れ、月間販売台数では過去最大を記録した。昨年まで月平均600~700台程度で販売された車が先月に1000台以上も売れたのは、全国での試乗・割引などの積極的なプロモーションのおかげだった。

BMWは先月、史上初めて月4000台の販売をこえて、メルセデス・ベンツに奪われた1位の座を取り戻した。ブランド別の登録台数は、BMWが4003台でアウディは3895台、メルセデス・ベンツが3639台でフォルクスワーゲンは3264台という順で記録された。
  • 毎日経済_ハン・エギョン記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2015-04-06 17:50:27




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