トップ > 数字経済 > 企業 > 李在鎔サムスン電子副会長、ホアム賞授賞式に出席

李在鎔サムスン電子副会長、ホアム賞授賞式に出席


  • 李在鎔サムスン電子副会長、ホアム賞授賞式に出席
△写真=李在鎔(イ・ジェヨン)副会長が1日午後、「2015ホアム賞授賞式」に出席するためにソウル市巡和洞(スナドン)のホアムアートホールに入る。 [イ・チュンウ記者]

李在鎔(イ・ジェヨン)サムスン電子副会長は入院中の李健煕(イ・ゴニ)サムスン会長に代わって、実質的なグループ総帥としての本格的な行動を始めた。

イ・ジェヨン副会長は1日午後、ソウル市巡和洞のホアムアートホールで開かれた「2015年第25回ホアム賞授賞式」に出席した。イ副会長は前日、父親のイ・ゴニ会長が任じていたサムスン生命公益財団とサムスン文化財団理事長に就任しただけに、この日の授賞式はサムスングループの象徴的承継手続きの後の公式行事デビュー舞台だった。

もちろん、昨年からソン・ビョンドゥ前西江大学総長がホアム財団理事長を担当しているだけに、イ・ジェヨン副会長は公式の祝辞は行わなかった。

ホアム財団のソン・ビョンドゥ理事長はこの日の挨拶で、「今回の25回の授賞式までに総127人が受賞しており、賞金は199億ウォンに達する」とし、「この賞を制定したイ・ゴニ会長にホアム財団を代表して心から感謝し、イ会場の快癒を祈る」と述べた。ホアム賞は李秉喆(イ・ビョンチョル)サムスングループ創業者の業績を称えるために、1990年にイ・ゴニ会長が制定した賞だ。このため毎年、イ会長がイベントを直接取りまとめたし、オーナー一家もすべて参加した。しかし、昨年はイ会長が突然倒れた直後だったので、イ・ジェヨン副会長をはじめとするオーナー一家は授賞式に出席しなかった。サムスンの年間行事の中で最も代表性の大きなイベントがホアム賞であるだけに、今回はイ副会長の本格的な承継を知らせる信号弾として分析された。

ホアム賞は毎年、学術・芸術と社会の発展と人類の福祉の増進に優れた業績を成し遂げた人物に授与されている。今年の受賞者は、△科学賞:チョン・ジヌ延世大アンダーウッド特訓教授(53)、△工学賞:キム・チャンジン米国UCLA教授(57)、△医学賞:キム・ソンフン ソウル大教授(57)、△芸術賞:キム・スジャ現代美術作家(58)、△社会奉仕賞:パク・ヨンシム看護師(53)などの5人だ。各受賞者は賞状と純金50匁(187.5グラム)のメダル、賞金3億ウォンを受けることになる。彼らは国内外の主要機関と専門家らから候補者として推薦されて、学者・専門家で構成された37人の審査委員会の業績評価と、国際的な名声を持つ海外の碩学(30人)で構成された諮問委員会の評価と現場調査などを通じて受賞者として確定された。特に今年からノーベル賞受賞者2人など、海外の著名学者4人がホアム賞審査委員会に直接参加し、検証レベルをさらに高めた。科学賞の受賞者であるチョン・ジヌ教授は、「韓国の科学が世界の科学となる日を願っている」と受賞所感を明らかにした。キム・ソンフン教授は「残りの人生は初心を忘れずに、病気の治療と延命に関する研究をしたい」と受賞の挨拶を行った。

ホアム財団は授賞式の前後に、ホアム賞とノーベル賞受賞者などの碩学と国内の専門家らが参加する「第3回ホアムフォーラム」も開催した。

イ副会長はこの日の授賞式が終わった後の夜、ソウル市奨忠洞(チャンチュンドン)の新羅ホテルで開かれた受賞者を祝う晩餐に、李富鎮(イ・ブジン)ホテル新羅社長、李敍顕(イ・ソヒョン)第一毛織社長などのオーナー一家とともに参加した。

一方、サムスンは4~5日、全羅北道の茂朱(ムジュ)徳裕山リゾートで新入社員夏季修練大会を開催する。昨年に採用された新入社員9000人余りがサムソンマンになる、最後の教育が夏季修練会だ。このイベントは1987年から毎年6月に2泊3日の日程で、隠し芸や体育大会や応援などで飾られる。
  • 毎日経済_キム・デヨン記者/チョン・スンファン記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2015-06-01 17:23:01




      • facebook icon
      • twetter icon
      • RSSFeed icon
      • もっと! コリア