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SKケミカル、9月からPPSを商業生産…日本の帝人と合弁事業


韓国のSKケミカルと日本の帝人の韓日合併事業として注目を集めたポリフェニレンサルファイド(PPS)の生産工場が、9月から本格的に商業生産を開始する。

世界の化学業界が不況に直面した中で、高性能プラスチックとして脚光を浴びているPPS分野で韓日両国の代表的な化学メーカーが合弁事業を推進しているという点で注目される。

SKケミカルは15日、帝人と共同で設立したPPS生産のための蔚山工場(合弁会社、INITZ Co.,Ltd)が、早ければ9月から本格的な商業生産に突入すると明らかにした。PPS生産工場は現在、試験運転を行っている。来る9月から商業生産が行われる場合、年産1万2000トン規模のPPSを生産し、グローバル市場に供給する予定だ。この工場は、SKケミカルが韓国の化学メーカーの中で、初めて高性能プラスチック市場に進出したという点で、特に注目されている。

SKケミカルは、米国の化学メーカーである「Aシュルマン(A. Schulman)」と事前供給契約を締結したことが分かった。

■ 用語説明
PPS(Poly Phenylene Sulfide)とは、摂氏200度以上の高温にも耐える高い耐熱性を持つ高性能プラスチックで、車両、航空機、絶縁素材など、多様な分野への使用が拡大している化学素材だ。
  • 毎日経済_チェ・スファン記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2015-06-15 17:45:56




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