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大宇造船、最大3兆ウォン規模の損失…高強度の構造調整推進


  • 大宇造船、最大3兆ウォン規模の損失…高強度の構造調整推進
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海洋プラント事業で最大3兆ウォン規模の損失を被った大宇造船海洋は、人員削減や賃金カットなどの骨を削る構造調整に入る。会社の財務不良と関連した役員を大挙解任し、社内コミュニケーションを円滑にするための組織改編も推進する。

大宇造船海洋は18~19日、巨済島の玉浦(オクポ)造船所で鄭聖立(チョン・ソンリプ)社長の主宰による緊急役員ワークショップを開催した。役員(専門委員以上)80人が集まり、「クッチャン(徹底)討論」式に進行したこの会議で、参加者は先制的に高強度の構造調整を断行しなければならないということに意見を集めた。

この席でチョン社長は、「数兆ウォンの財務不良を先制的に発見し対処していなかったことは、現場を知らないまま実績至上主義に陥った企画・予算パートと、工事の遅延などの問題を隠す生産パート間の内部疎通がもたらした惨事」だと叱咤したことが伝えられた。

大宇造船海洋の首脳部は構造調整の最後の手段として、次・部長級以上の人員削減も積極的に検討されていることが確認された。会社が3兆ウォンの超大型の損失を被った状況で、次・部長級が全体の3分の1に達する奇形的な人材構造にメスを入れなければならないという意見が力を得ているわけだ。

金融委員会(FSC)と産業銀行(KDB)などの大宇造船海洋の株主も、人員削減を含む高強度の構造調整が必要だという立場だ。金融当局の関係者は、「構造調整は企業がすすんで行うべきことだが、人員削減や賃金カットなどの高強度の構造調整案に対しては支持する」と明らかにした。

筆頭株主である産業銀行は今週から、今後6週間にわたり大宇造船の不良規模と隠蔽疑惑のデューデリジェンスに乗り出す。大宇造船は先週、緊急役員会議で出てきた意見を総合した刷新案を完成して、筆頭株主との協議を経て、早ければ今週にも発表する予定だ。
  • 毎日経済_チョン・ボムジュ記者/チョン・ソグ記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2015-07-21 04:01:04




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