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辛東彬「ホテルロッテの上場、辛格浩総括会長の承認受けた」

◆ 国政監査の現場 ◆ 

辛東彬(シン・ドンビン/重光昭夫)ロッテグループ会長は支配構造の改善と関連して推進しているホテルロッテの上場作業に対し、父の辛格浩(シン・ギョクホ)総括会長の承認を受けたと語った。

シン・ドンビン会長は17日午後、国会政務委員会の国政監査に証人として出席し、「2~3週間前、(ホテルロッテを)なぜ上場するかについて(シン総括会長に)報告を行い、100%の承認も受けた」と述べた。ロッテグループの経営権紛争の後続措置であるホテルロッテ上場に対してシン総括会長が承認したということは、次男シン・ドンビン会長の手を挙げたという意味であるだけに、シン総括会長も最終的に後継構図として次男の手を挙げたものと解釈される。

これに先立ち、シン・ドンビン会長は「王子の乱は終わったのか」という金永煥(キム・ヨンファン)新政治民主連合議員の質問に「終わった」と自身感を表わした。

ホテルロッテの上場にたいしては「来年の第2四半期までに上場する計画を持っている」と、より具体的な計画を明らかにした。シン会長は、ホテルロッテが旧株売り出し方式で上場されると日本の系列会社が莫大な利益を得るという指摘に対して、「30~40%の株式を新株発行して上場する」とし、「長期的に日本側の持分を50%以下に削減する」と明らかにした。

10大グループのリーダーとして初めて国政監査に出席したシン会長は、経営権紛争のためにもたらされた混乱に対して国民に改めて謝罪した。ずっと座って答えてきたシン会長は、「国会で正式に謝罪する用意があるか」という質問に席を立って、「家族間のことでわが国民に、役員に心配をおかけした点を本当に恥ずかしく思い、申しわけない」と語った後に腰をおろした。
  • 毎日経済_チャン・ヨンソク記者/オ・シネ記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2015-09-17 17:48:56




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