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サムスン電子、米国内の部品関連の組織をシリコンバレーに集結


  • サムスン電子、米国内の部品関連の組織をシリコンバレーに集結
△写真=24日(現地時間)、米国カリフォルニア州サンノゼにあるサムスン電子DS部門米州統括社屋で、サムスンの関係者が竣工記念のテープを切っている。左からボブ・ブレナン サムスン電子専務、ハン・ジェス サムスン電子専務、マイク・ロッシ カリフォルニア州上級顧問、クォン・オヒョン サムスン電子副会長、サム・リカード サンノゼ市場、ソン・ヨングォン サムスン電子社長、ハン・ドンマン駐サンフランシスコ総領事。 [写真提供=サムスン電子]

サムスン電子は米国内の部品関連の組織をシリコンバレーに集結させ、「革新狩り」に乗り出した。グローバルIT産業の中心地に統合拠点を設け、研究開発(R&D)とマーケティングの中核基地にするという戦略だ。サムスン電子は24日(現地時間)、米カリフォルニア州サンノゼにDS(Device Solutions)部門の米州統括新社屋の竣工式を開催した。

この日の竣工式には権五鉉(クォン・オヒョン)サムスン電子副会長と金奇南(キム・ギナム)半導体総括社長、全永鉉(チョン・ヨンヒョン)メモリ事業部長(社長)などのサムスン電子経営陣と、サンノゼ市のサム・リカード市長など800人あまりが参加した。 3億ドルが投資された新社屋は、2013年に工事を始めてこの日に完成した。 10万2000平方メートルの面積に10階建ての建物で、最大2000人を収容することができる。サムスン電子はこの新社屋を活用して、これまで米国の各地域に分散していた部品分野の研究開発、マーケティング、顧客サポート能力を一か所に結集することになった。サムスン電子は新社屋で多様なシナジーを創出し、メモリとシステムLSI、発光ダイオード(LED)、ディスプレイ、ファウンドリなどの部品事業における将来の成長動力を新たに確保していくという戦略だ。統合拠点がここに移って、各部門間のコミュニケーション効率が高まると会社側は期待している。

ここにはサムスン電子DS部門をはじめ、サムスン電子の戦略イノベーションセンター(SSIC)、サムスンディスプレイ、サムスンSDIなどの部品関連系列会社が入居する。

クォン・オヒョン副会長は、「新社屋はグローバルな顧客と協力して将来の成長動力を発掘し、研究開発能力を強化する戦略的な拠点になるだろう」と語った。

また、シリコンバレーのさまざまなアイデアが融合され、研究開発との相互作用を行う戦略的マーケティングの前哨基地となることが予想される。優れた現地人材の採用と維持にも役立つものと期待される。
  • 毎日経済_チョン・スンファン記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2015-09-25 14:50:12




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