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数字経済 > マーケット > LG電子のコードレスクリーナー、日本で「完売」…その特徴は?
LG電子のコードレスクリーナーが家電業界で「鉄壁」と呼ばれる日本市場に突破口を作った。日本は現地の家電メーカーの壁が厚く、サムスンやLG電子などのグローバル家電メーカーの墓と呼ばれていた。
LG電子は、去る8月末、日本市場で発売した「コードゼロハンドスティック」クリーナーの初回販売分である数百台がすべて売れたと29日、明らかにした。
コードゼロハンドスティックは、大規模な家電量販店のヨドバシの店頭で販売され、主要な販売代理店へ発売対象を拡大する計画だ。この製品は、ハンディ型とスティック型の掃除機を組み合わせたコードレス掃除機で、昨年9月に韓国市場に投入された後、今年7月までに10万台以上が売れた。
LG電子のコードレス掃除機の日本攻略成功のポイントは、バッテリーだ。 LG電子は、掃除中にバッテリーがきれてしまうのではないかという心配からコードレスクリーナーの購入をためらっている消費者のニーズを把握した。そこで出てきたのが、デュアルリチウム電池だ。コードゼロハンドスティッククリーナーは、スマートフォンのように、交換することのできるバッテリー2個を適用して使用時間が最大60分に達するようにした。
LG電子の関係者は、「窓枠や床の隅の掃除が可能なハンディタイプとリビングルームに適したスティッククリーナーを一つにした特徴が、衛生に格別に気を使う日本の消費者に受け入れられたようだ」と述べた。