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韓国のフォルクスワーゲンリコール対象車両、合計12万1038台


  • 韓国のフォルクスワーゲンリコール対象車両、合計12万1038台
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独フォルクスワーゲングループは「排ガス操作」によるディーゼル車1100万台を全世界で販売したと発表した中で、韓国では「問題の車両」は12万1000台売れたと公式集計された。これにより、韓国でも近いうちにこれらのリコールが行われる見通しだ。

韓国の環境部は1日、政府世宗庁舎でブリーフィングを開き、「アウディ・フォルクスワーゲンのディーゼル車点検計画」を発表し、「アウディ・フォルクスワーゲン・コリアから先月30日、韓国内で販売されたユーロ5の車両の現況とこれに対する是正措置計画が提出された」と明らかにした。対象車両は2009年から2015年8月の間に販売されたフォルクスワーゲン9万2247台と、2011年から2015年8月までに販売されたアウディ2万8791台の合計12万1038台だ。

フォルクスワーゲングループ本社は来る7日までにドイツ当局に事態収拾案を提出して許可を受けた後、車両の修理に乗り出す予定だ。環境部が公開した公文書によると、アウディ・フォルクスワーゲン・コリアは、「本社での技術的な解決策開発とテストが完了したら、可能な限り早期にリコールを開始できるだろう」と予想した。したがって、韓国でも早ければ来週中には車両のオーナーに具体的なリコール計画が公知されるものと見られる。

環境部は1日から、韓国での認証を受けて販売または運行中のフォルクスワーゲン製ディーゼル車7台(6種)に対する検査に着手した。

ユーロ6基準の車両はアウディA3、ゴルフ、ジェッタ、ビートルなどの新車4台とすでに運行中の車両1台を交渉し、合計5台を検査する方針だ。ユーロ5基準の車両はゴルフ(新車)とティグアン(運行車)など2台を選定した。

環境部はそれらの車両に対し、電子制御装置(ECU)を介して排気ガス低減装置を操作(任意設定)したのかを把握するための調査に集中する予定だ。

任意設定が確認されると、環境部はフォルクスワーゲンに、△販売停止、△リコール、△認証取り消し、△課徴金賦課などの措置を行うことができる。
  • 毎日経済_パク・ユンス記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2015-10-01 17:28:31




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