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韓国でオールドカーのレストア需要が増える
韓国でオールドカーのレストア需要が増える
ギャロッパ―などの中古車を購入して、その倍をかけて修理…自分だけの車に
< ゲロッパー / 写真=THE MOHENIC GARAGES >
韓国で、有名芸能人から小市民に至るまで、20年以上経ったオールドカーを復元する「レストア(restore)」マニアたちが続々と登場している。手頃な中古車の価格に、部品需給も比較的簡単な国産車種を中心にレストア需要が増え、関連サービス業者も忙しくなっている。
本格的にレストアが知られ始めた2013年以降、ギャロッパ―(Galloper)、ムッソー(Musso)、プライド(Pride)など、国産車を専門にレストアする会社だけで全国的に10カ所以上登場し、自動車関連のカフェ(オンラインコミュニティ)やブログなどを中心に、個人間のレストア情報の共有が活性化している。
レストア産業はキム・テソン代表(44)が、2013年に国内初のレストアショップ「THE MOHENIC GARAGES」を開いたことを始まりと見ている。京畿道坡州市に所在する400平米(120坪)規模の作業場では、「再誕生」を待っているギャロッパ―10台余りが目に飛び込んできた。
解体から外部フレーム、エンジン、インテリア作業まで、すべての工程が手作業で行われていた。作業に熱中していた会社の関係者は、「車を購入する顧客はお金に換算できない思い出を購入する」とし、「顧客はすべての作業工程の課程を共有して思い出を作っていく」と説明した。
手作業を経て「MOHENIC G」という名前で再誕生したギャロッパ―は爆発的な人気を得ており、注文待機期間だけで1年以上だ。キム代表は「2013年以降、30台以上出荷し、16台が出庫を待っている」とし「レストア文化定着のために、顧客を満足させることのできる技術力のある業者がさらに必要だ」と述べた。
専門家は、自動車メーカー側の関心も必要だと口をそろえる。歴史ある外国の自動車メーカーは、古い部品をまだ生産し、提供する。クラシックセンターを運営して関連部品を提供したり、クラシックカー専門担当部署を作って、オールドカーのユーザーが長い間、その製品を管理・維持できるように支援している。大林大自動車科のキム・ピルス教授は、「歴史のある自動車ブランドはオールドカーの価値を換算することができない『資産』として認識する」と韓国自動車メーカーに関心を要請した。
■ 用語の説明
▷レストア:「復元する、取り戻す」という意味で、古い車を内部の部品から、製造工程、色まで発売された当時のままの姿に復元する作業のことだ。最近では、所蔵価値のある中古車をモダンに再構成して、実用的に再誕生させる「リビルド(Rebuild)」も、広い意味でのリストアカテゴリに含まれている。
毎日経済 キム・シギュン記者 / ファン・スンミン記者 | (C) mk.co.kr
入力 2015-10-02 15:20:04
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