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数字経済 > 企業 > LGディスプレイ、バング&オルフセンにOLEDパネルを供給
「名品家電に名品OLEDパネルを入れよう」
プレミアム家電ブランドであるデンマークのバング&オルフセン(B&O)とドイツのロエベ(Loewe)がテレビ生産のために、LGディスプレイのOLEDディスプレイパネルの供給を受けることにした。名品のイメージにふさわしく、現存する最高レベルのパネルでテレビを生産するというものだ。
12日、業界によると、LGディスプレイはB&Oとロエベに、OLEDレッドパネルを供給することにし、最近契約を終えた。B&Oは韓国で「ベオビジョン・アバン(BeoVision Avant)」という名前で販売しているテレビの価格が75インチの場合3000万ウォン、55インチは1800万ウォンを超える。 「男たちのシャネル」と呼ばれるほど、業界では高級ブランドとして認められる。創業してから100年になるロエベも革新的なデザインの製品で、厳しいヨーロッパの富裕層の好みを満足させている。
LGディスプレイが、これらの高級ブランドにパネルを供給するようになったのは、OLEDパネルが持つ広い視野角と黒(ブラック)を現実に近い色で再生する表現力のためであることが分かった。
B&Oは採光に応じてテレビの明るさを調節するほど、顧客が座った位置で快適にテレビを見ることができる環境を作ることを最優先にしている。B&Oは、セットで1億ウォンを超える自社ホームシアターでも、OLEDパネルを適用したテレビを中心に置いて構成することが分かった。
プレミアム顧客を対象に、毎年8万台程度のテレビを販売するロエベも厚さが薄いOLEDパネルがロエベのデザイン品格を大きく向上させると期待している。
OLEDパネルは、LCDパネルに比べて薄く、変形させやすく、デザインに大きな優先順位を置くロエベには最適の組み合わせという分析だ。LGディスプレイのOLEDパネルは、現在、LG電子のほか、日本の家電メーカーであるパナソニック、中国メーカーのスカイワース(Skyworth)、コンカ(Konka)、ハイセンス(HiSense)、トルコ最大のテレビメーカーであるべステル(Vestel)などが納品を受けてテレビを生産している。