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現代自動車、2020年には環境にやさしい車を合計22モデルに


  • 現代自動車、2020年には環境にやさしい車を合計22モデルに
「ハイブリッドカー(HEV)を拡大し、プラグインハイブリッドカー(PHEV)の開発にも速度を加える計画です」。

ヤン・ウンチョル現代自動車グループ研究開発(R&D)担当副会長(写真)は13日、京畿道華城(ファソン)の現代自動車グループ南陽研究所で開かれた「2015現代自動車グループR&Dアイデアフェスティバル」で記者と会い、「エコカーの開発を前倒しにする」と明らかにした。

ヤン副会長は、「(現代自動車グループの)ハイブリッドカーは競争力を備えている」とし、「プラグインハイブリッドカーの発売も、さらに速度を加える」と付け加えた。

最近、フォルクスワーゲンの排出ガス機器の操作波紋の余波で、世界の自動車メーカーが代替エンジンを強調している中で、現代自動車もHEVをはじめとするエコカーの開発と速度により重みを加えるという意味に解釈される。

HEVは、内燃エンジンと電気自動車のバッテリーエンジンを同時に使用する車をいう。最近ではバッテリーを外部電源に接続して充電が可能なPHEVも増えている。

現代自動車は現在、ソナタなどの4モデルでHEVのラインナップを揃えているが、2020年までにこれを12モデルに増やす計画だ。今年初めて出荷したPHEVも、2020年までに6モデルに増やす予定だ。これによって、5年以内に水素自動車と純粋な電気自動車まで含めた環境にやさしい車を合計22モデルに増やし、2020年エコカー部門でグローバル2位を達成するというのが現代自動車グループの目標だ。ヤン副会長は特に「いくつもの種類のエコカーを多様に開発している」とし、「電気自動車も拡大する計画であり、水素燃料電池車も世界で最も先進的な技術を保有しているのではずみを得て拡大できるのではないかと思う」と強調した。

この日に研究所で開催されたR&Dのアイデアフェスティバルは、現代自動車グループが従業員の創造的なアイデアを集めるために2010年から始めた行事だ。

今年で6回目を迎えたこの日の本選行事には10チームが参加した。大賞はハンドルとシートなどのセンサを装着し、ハンドルを叩くと楽器の演奏ができるように作られた「ユーキャンコンサート」チームにわたった。大賞車両に直接搭乗して演奏を行ったヤン副会長は、「興味深いアイディアで、創造性を発揮した研究者を誇りに思う」とし、「自動車の未来を見ているようだ」と所感を明らかにした。

ヤン副会長は「この日の作品の中で、量産に適用できる技術があるのか」という質問に、「リモート走行技術などは、自律走行車など多様に活用できるものと考えている」と述べた。
  • 毎日経済_ファソン=ハン・エギョン記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2015-10-13 17:49:03




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