トップ >
数字経済 > 企業 > ロッテグループ創業者「カメラで監視するな」…次男に中断を要請
辛格浩(シン・ギョクホ/重光武雄)ロッテグループ総括会長は次男の辛東彬(シン・ドンビン/重光昭夫)ロッテグループ会長に、シン総括会長本人に対する監視行為を中断するようにという内容証明を発送した。
シン総括会長の長男である辛東主(シン・ドンジュ/重光宏之)前日本ロッテホールディングス副会長の韓国事務法人のSDJコーポレーションは16日、プレスリリースを通じてシン総括会長が署名した後にシン・ドンビン会長に発送した内容証明の全文を公開した。
公開された内容証明は、△シン・ギョクホ総括会長本人の即時復帰と名誉回復に必要な措置の履行、△シン・ドンビン会長を含むロッテグループ役員の解任、△シン総括会長の執務室に配置された職員の解散とCCTVの撤去、△シン総括会長の執務室管理権限をシン・ドンジュ前副会長に移行、△シン総括会長の疎通行為に対する一切の干渉厳禁、△シン総括会長の健康状態に対する虚偽事実などの名誉毀損行為の中断など、6つの要求が盛り込まれている。
現在、シン・ギョクホ総括会長はロッテホテル新館34階の執務室にとどまっている。シン総括会長の執務室には、ロッテグループ秘書室所属の従業員もとどまっている。これに対してシン・ドンジュ前副側側では「ロッテグループによって監視されている」と主張している状況だ。