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サムスン電子の新作スマートウォッチ、売り切れ続出…熱い消費者の反応


  • サムスン電子の新作スマートウォッチ、売り切れ続出…熱い消費者の反応
サムスン電子が1年ぶりに出したスマートウォッチの新作「Gear S2(ギアS2)」が一日に2000台ずつ売れて、人気を集め始めた。売り場によっては特定のモデルや色が売り切れて、すぐには購入が難しいほど消費者の反応が熱い。

電子業界によると21日、去る2日に国内発売されたギアS2は移動通信社を問わず着実に売れており、歴代のサムスン電子スマートウォッチの中で最も速い販売推移を見せている。 SKテレコムでのみ販売する第3世代(3G)通信モデルと、単独では通信できない「クラシック」「一般」モデルが1対1の割合で売れていることが分かった。これらの数字は昨年発売した前作の「Gear S(ギアS)」よりも2倍程度の規模だ。

予想を上回る人気で、ギアS2を使いたくても買えない人が続出している。京畿道の盆唐(プンダン)に居住する会社員のアンさんは、「ギアS2を購入するために週末に板橋現代デパートのサムスン電子売り場に立ち寄ったが、好みの色が完売で購入できなかった」とし、「製品がよく出きていて性能も優れていると聞いたが、これほどまでに人気があることは考えてもみなかった」と語った。

製品の中にはデザインに高級感のある「クラシック」モデルが人気だ。歯車のようにデザインされた外形が消費者から好まれている。オフラインだけでなく、オンライン販売店などでも品薄状態が生じている。アップルスマートウォッチ「アップルウォッチ」が序盤の突風とは異なり、現在は多少停滞期を迎えていることを勘案すれば、ギアS2の期待外の善戦はスマートウォッチ全体の市場支配権に大きな影響を与えると専門家らは予想している。

ギアS2の序盤人気はサムスン電子が推進しているグローバル市場の攻略にも弾みを与えるものと期待される。

サムスン電子は来月6日から、米移動体通信事業のベライゾン社などを通じてギアS2の販売を開始する。アップルの本拠地である北米市場で、競合製品のアップルウォッチと本格的な競争を繰り広げるわけだ。このため、サムスン電子はカラー・価格帯を差別化した変形モデルのリリース、iPhoneとの連動、決済機能の拡大などを検討していると伝えられた。

移動通信会社の関係者は、「サムスン電子が心血を注いで作ったギアS2の、出荷序盤の雰囲気はかなり良い」とし、「海外でもギアS2への期待が大きいだけに、グローバル市場でも良い成果をおさめるものとみられる」と説明した。
  • 毎日経済_チュ・ドンフン記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2015-10-22 07:56:12




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