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LG電子、空気清浄機と加湿器の新ブランド「ピュリケア」を公開


LG電子は空気清浄機と加湿器の新モデルを発売し、「エアケア」市場の攻略に乗り出した。エアケアはエアコン、除湿機、空気清浄機、加湿器などを含む事業だ。

28日、LG電子の趙聖鎮(チョ・ソンジン)H&A事業本部長(社長)は、ソウル市汝矣島洞のLGツインタワーで記者懇談会を開き、「現在は20万台レベルの空気清浄機と加湿器の販売量を、3年以内に5倍の規模である100万台まで拡大する」と明らかにした。

このためにLG電子は、空気清浄機と加湿器と浄水器を含む新しいブランド「ピュリケア(PuriCare)」を公開した。ピュリケアはピュア(Pure/純粋な)とピュリファイ(Purify/浄化する)、ケア(Care/保護・管理)の合成語だ。顧客に快適で健康的な空気を提供し、健康な生活に貢献するという意味を込めているというのがLG側の説明だ。これまでの「フィセン(Whisen)」ブランドは今後、エアコンと除湿機のみに使用される。

チョ社長は、「空気清浄機と加湿器の世界市場の規模は、エアコンの10分の1レベルの60億ドル(約6兆7000億ウォン)に過ぎない」とし、「市場を育てていく領域は十分にある」と強調した。世界の空気清浄機市場は韓国と中国などで需要が増え、最近3年間の年平均成長率は10%を超えるほどに成長している。

LG電子は、現在10カ国以上に進出したピュリケア事業を3年以内に30カ国に拡大する計画だ。

チョ社長は、LG電子の生活家電の差別化されたポイントとして、モノのインターネット(IoT)を介した接続をあげた。チョ社長は「家庭内の冷蔵庫、エアコン、洗濯機などの生活家電を接続するゲートウェイを独自に開発し、来年3月ごろ公開する」とし、「リアルタイムで製品の状態をチェックして動作させることができるようになる」と強調した。

この日LG電子は、新製品の空気清浄機4モデルと加湿器5モデルを同時に発売した。空気清浄機は微細粉塵と超微細粉塵はもちろん、極超微細粉塵を検出できるセンサーを搭載した。加湿器は細菌が寄生しにくい微細な大きさで水分を供給することが特徴だ。 LG電子は今回発売した新製品を対象に、家電業界初で核心部品であるインバータモータに対して10年無償保証を実施することにした。
  • 毎日経済_イ・スンフン記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2015-10-28 17:47:05




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