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ハンファテックウィン、日本にチップマウンターを初輸出


ハンファテックウィン(Hanwha Techwin)が「チップマウンター(Chip Mounter)」(精密回路基板組立装置)宗主国の日本に初めて​​高速チップマウンターを輸出する。

1日、ハンファテックウィンの関係者は、「部品専門会社である日本のオムロン(Omron)に高速チップマウンターを納品する」とし、「韓国メーカー不毛の地だったグローバルチップマウンター市場に進出した」と述べた。

チップマウンターは、テレビ、冷蔵庫、携帯電話などの各種電子製品に入る部品を回路基板(PCB)上に高速で装着する機器で、パナソニック、ヤマハ、フジなど、日本企業が主力生産している。全世界の市場規模は3兆ウォンだ。チップマウンター生産の「元祖」である日本が韓国の後発メーカーの製品を選択したことは非常に異例なことだ。ハンファテックウィンが納品に成功した高速チップマウンター設備(Excen pro)は、多品種少量生産に最適化された設備だ。独自に開発したセンサー技術と特注ソフトウェアを使用して1時間当たり12万の基板に部品を装着することができる世界最高の生産性を備えていると評価される。

1933年に設立されたオムロンは、工場の自動化用制御機器、電子部品、健康・医療機器等を製造する世界的な電気機器メーカーだ。業界関係者は、「オムロンが継続的にハンファテックウィンのチップマウンター設備を購入すれば、日本国内の他の多国籍企業もハンファテックウィンの製品に興味を示すだろう」と予想した。

ハンファテックウィンの関係者は、「無人化・無停止・無欠点の『3無技術』が特徴的なハンファテックウィンのスマートファクトリー技術で、日本輸出への足場を築いた」と明らかにした。
  • 毎日経済 キム・ジョンファン記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2015-11-01 17:44:29




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