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思潮ヘピョのツナ缶「安心オープナー」発売から3年にして2億缶販売


  • 思潮ヘピョのツナ缶「安心オープナー」発売から3年にして2億缶販売
韓国の総合食品専門メーカーの思潮ヘピョが韓国で初めて適用した「安心オープナー」缶のシリーズが、累積販売量2億缶を突破した。

思潮ヘピョは、既存のスチールふたの缶は、指を切る事故などの怪我のリスクが高く、消費者の苦情や指摘が相次いだため、2012年8月にアルミ箔の缶ふたを適用した「思潮チャムチ安心オープナー」を発売した。以後、2013年8月には7種に拡大適用し、これまで安定した販売上昇を続けてきた。

このような販売好調は、既存のスチールふたが持っている危険性を補完し、開封の安全性と利便性を付与して得た成果だ。韓国消費者院によると、消費者が缶詰により傷害を負った事故は、2012年から2014年までの3年間で800件を超え、2013年初めの発表によると、全体の缶ふたによる事故のうち、ツナ缶による事故が80%に達した。

スチール缶の代わりにアルミ箔を適用することにより、既存のスチールふたと比べて3分の1の力でも開けることができ、ふただけでなく、缶本体のふた接触面も丸く処理して、廃棄時にもけがをする恐れがほとんどない。これにより、すべての年齢層の消費者が簡単かつ安全に使用できることが特徴だ。このような点により、昨年2月、産業部が選定した包装容器の優秀事例に選ばれたりもした。思潮ヘピョは、自社のサケ缶と鶏の胸肉缶にも安心オープナーを拡大適用し、安心オープナー缶シリーズを通じた安全な缶詰市場をリードしていている。

思潮ヘピョの関係者は、「安全性と利便性を強化した思潮安心オープナーを一度使ってみた消費者の満足度が非常に高く、継続的なリピートにつながっている」とし「今後も消費者の安全を優先考慮する食品企業として安心オープナーを知らせる安心キャンペーンを続けていく計画だ」と語った。
  • 毎日経済 ソン・イルソン、ソ・ジンウ、チャン・ヨンソク、チョ・ソンホ、パク・ウンジン記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2015-11-03 04:08:02




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