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朴三求会長、錦湖産業の買収資金調達計画書を産業銀行に提出


朴三求(パク・サムグ)錦湖アシアナグループ会長の、グループ再建目標はさいごの敷居をまたいだ。錦湖(クモ)グループは6日、持ち株会社格の錦湖産業の経営権を取り戻すための7228億ウォンの買収資金調達計画書を整えて、主債権銀行の産業銀行(サノブウネン)に提出したことが分かった。

計画案によると、パク・サムグ会長は錦湖タイヤ(9.85%)・錦湖産業(7.99%)の株式をSKエナジー、ロッテケミカル、LG化学、暁星(ヒョソン)、コーロンなどの企業と、ハンファ損害保険や現代海上などの保険会社・機関投資家に売却して1521億ウォンを用意した。これにCJなど合計9企業を錦湖企業の出資者として参加させて2700億ウォンを調達し、NH投資証券が周旋したシンジケーションローンを介して3000億ウォンを用意して総買収額7228億ウォンに合わせた。

産業銀行はパク会長側が提示した買収構造と投資額、契約条件などを検討し、20日までに最終的に承認するかどうかを決定する。

産業銀行の承認を受ければ、パク会長は2010年に錦湖産業が企業改善作業(ワークアウト)に入ってから6年ぶりに経営権を取り戻すが、ワークアウトで解体されたグループの企業株が債権団の保有株式に対して優先買取請求権を行使し、グループを再起させる最初の事例となる。

パク会長側は今月末、あるいは遅くとも12月上旬には最終的な資金調達が終わると見ている。現在、錦湖グループの持株会社は錦湖産業だが、今後は錦湖産業の最大株主である錦湖企業がグループ持株会社の役割を代わりに果たすことになる。
  • 毎日経済_キム・ジョンファン記者/キム・ヒョヘ記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2015-11-06 16:33:12




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