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火のついたグローバル通貨戦争、韓国の金融市場が大きくゆれる


米国の雇用指標のサプライズ改善で年末の米国金利引き上げの可能性が高まり、韓国の金融市場が大きくゆれた。

9日、ソウル外国為替市場でのウォンは前取引日との対比で15.3ウォン急落した1157.2ウォンで取引を終えた。対ドルでのウォンが1150ウォン台に進入したのは先月8日(1159.0ウォン)以来の一ヶ月ぶりだ。

午後3時頃におけるウォン・円の財政為替レートは100円=938.60ウォンで、直前の取引日の午後3時の時点よりも1.23ウォン上がった。

米ドルの強気とともに韓国の債券価格も急落した。国内債券の金利は外国人の国債先物売りが急増して上昇した。国債3年物の金利は前日よりも0.07%ポイント上昇した1.80%を記録した。国債10年物と30年物の金利はそれぞれ0.10%ポイント上昇した。

米国の金利引き上げに対する警戒感が高まるやいなや、国内の株式市場は弱気を見せた。コスピは前日比で15.37ポイント(0.75%)安の2025.70を記録し、コスダック指数は22.37ポイント(3.22%)急落した671.84で取引を終えた。

一方、米国労働省は去る6日(現地時間)、先月の非農業部門の雇用が27万1000人(季節調整値)増加したと発表した。市場予想値の17万7000人増加を大きく上回った。
  • 毎日経済_キム・ヘスン記者/キム・ドクシク記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2015-11-09 20:19:57




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