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サムスン電子のテレビ、10月米国で歴代最大の売上

サムスンテレビ、北米で単月売上げ10億ドル初突破 

サムスン電子は北米市場でのテレビ販売で、歴代最大の月売上げ10億ドル(約1兆1700億ウォン)を突破した。

15日、サムスン電子は去る10月の1カ月間で、米国とカナダを含む北米市場で10億ドルのテレビ売上げを記録したと明らかにした。カナダを除く米国単一市場だけを見ても、月1兆ウォンの売り上げを超えた。 2004年9月に北米市場で初めて月売上げ1億ドルを達成したサムスン電子は、2007年10月に売上げ5億ドルを記録した後、8年ぶりの今年10月に10億ドルの売上げを超えて新記録を残した。

販売好調の背景には、サムスン電子の技術力と差別化されたマーケティング戦略が一役買った。これに加え、米国最大のショッピングシーズン「ブラックフライデー」を控えて先行注文が多かったことも背景だ。

サムスン電子が今年出したプレミアム製品「SUHDテレビ」は今年初め、米国消費者の購買指標となる「コンシューマー・レポート」の評価で、「優秀な画質、優れたUHD、すばらしい音質でこれまでテストした製品の中で最も良いテレビ」という絶賛を受けた。また去る6月、市場調査機関の「JDパワー」が実施した、最近1年間にテレビを購入した消費者を対象にした満足度評価で、サムスンテレビは2年連続で全部門1位になった。

今年、サムスン電子は体験マーケティングも大幅に拡大した。北米最大の電子販売代理店である「ベストバイ」店舗に単独の体験空間である「サムスンエンターテイメントエクスペリエンス」を600カ所あまりに拡大し、SUHDテレビやAV製品を総合的に経験できるようにした。

また、米国最大のディスカウントストアである「ウォルマート」2600あまりの店舗に「ブランドウォール」を設置するなど、高級テレビの販売を拡大するための流通協力も強化している。

市場調査機関のNPDによると、サムスン電子のフラットテレビ全体の市場占有率(売上高基準)は、10月末時点で米国35.1%とカナダ38.4%で1位を維持している。高級テレビのUHDテレビ市場では、これまでの3四半期で米国52.1%とカナダ54.4%で、市場全体の半分を超えている。

2006年の世界テレビ市場でシェア1位を達成したサムスン電子は、今年まで10年連続で1位達成が有力だ。
  • 毎日経済_イ・スンフン記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2015-11-15 17:17:45




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