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H&MとZARA、姉妹ブランドで韓国市場を攻略

清潭洞に「コス(COS)」初の単独店舗 

グローバルSPA(製造・流通一括型衣類)ブランドの二大山脈「H&M」と「ザラ(ZARA)」が姉妹ブランドの強化を通じて、韓国市場での勝負を繰り広げている。韓国SPA市場が本格的に形成されてから10年が過ぎて、既存のブランドが食傷気味になったことから、新しい成長動力として姉妹ブランドを大々的に展開するものだ。

24日、ファッション業界によると、H&Mなどを保有しているH&M へネス・アンド・マウリッツ(H&M Hennes & Mauritz)が展開する別のSPAブランド「コス(COS)」は最近、ソウル清潭洞に韓国初の単独店舗を開店した。3フロア529平方メートル(約160坪)規模で、婦人服、紳士服、子供服のコレクションなどの全ラインを備えた韓国最大のコス店舗として、高級ブランド店舗が並ぶ清潭洞に位置して注目されている。

コスのアツル・パタク(Atul Pathak)コミュニケーション首長は毎日経済とインタビューしながら「清潭洞にコス単独店舗を開店したのは、それだけ様々なターゲット層を網羅することができるという自信があるからだ」とし「ブランドを買う人とそうでない人まですべて、コスの顧客になれる」と述べた。2007年にローンチしてから昨年、韓国に初めて進出したコスはベーシックなシャツやニットなどの流行に乗らないデザインに焦点を合わせている。価格もH&Mより高価だ。コ​​ス公式のオンラインモールで販売されているコスの最安値のベーシックな白シャツは約5万5800ウォンで、H&M(1万9000ウォン)よりも約3倍高い。

ザラなどを保有している世界最大衣料小売メーカーのインディテックス・グループ(Inditex Group)も、ザラの姉妹ブランドとして韓国市場攻略に乗り出した。インディテックス・グループは最近、ソウル弘大に1~6階の規模で「ベルシュカ(Bershka)」の大型フラグシップショップをオープンした。
  • 毎日経済 パク・ウンジン記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2015-11-24 19:25:34




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