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「誇らしいサムスン人賞」2015…受賞者の面々
「米国メモリー市場単独1位」「米国冷蔵庫、ドラム洗濯機の市場占有率1位」「世界初14ナノFinFET開発」。
今年の「誇らしいサムスン人賞」はグローバルな営業現場と技術力で、「1等サムスン」をしっかりと作り上げたサムスンマンに帰した。
サムスンは8日、李在鎔（イ・ジェヨン）サムスン電子副会長をはじめとする主要社長団が参加したなかで、サムスン電子瑞草（ソチョ）社屋で「2015年誇らしいサムスン人賞」の授賞式を開催した。困難な国内外の経営環境の中でも、注目すべき成果を収めた半導体の主役など12人が賞を獲得した。昨年よりは3人減った。昨年はサムスン物産とSDSからも受賞者が出たが、今年は第一（チェイル）企画をのぞいた残りの全員がサムスン電子の所属だった。
特に昨年は不参加だったイ・ジェヨン副会長が今年の授賞式に出席したことをめぐり、事実上のグループ承継手順を終えてさらに一歩進めたという評価が出ている。イ・ジェヨン副会長は去る5月、サムスン生命公益財団とサムスン文化財団の理事長になった。父親である李健煕（イ・ゴニ）会長が健康悪化で経営の一線から退いて1年ぶりに、イ・ゴニ会長の公式の肩書き3つのうちから会長職を除いてすべて受け継いだわけだ。今回の授賞式出席は公式承継がなかっただけで、いまやイ・ジェヨン時代が確かなものとして確立されたということを示す信号だとの分析もある。
今年は最も優れた実績を収めた半導体分野から、受賞者3人が出た。サムスン電子のシム・サンピル専務は世界初「14ナノメートル（10億分の1メートル）FinFET」プロセスの開発と量産を主導した功労を認められた。プロセスが微細になるほどチップ面積などを減らすことができて利得があるが、それだけに技術開発は難しい。シム・サンピル専務と開発チームは構造・工程・材料をすべて差別化し、チップ面積はもちろん消費電力や処理速度などを大幅に改善した。サムスンの関係者は、「このような優れた技術力を土台にサムスン電子が大型半導体顧客社の主供給者になり、リーダーとしての位相を確保した」と評価した。
北米地域は世界の半導体市場の「メッカ」だ。サムスン電子のケビン・モートン米州統括（DS）常務は、現地の大規模半導体需要企業との長期取引契約の締結を主導し、顧客がサムスン電子の最尖端技術が融合した高付加価値の新製品を早期に採用するように誘導したという評価を得た。
サムスン電子の中国西安半導体法人のペク・ホンジュ専務は、西安半導体工場を完工して早い時期に安定させるところに功労を立てた。ペク専務は2012年9月、サムスン電子が西安工場に着工する前から中国に駐在し、事前の整地作業と工事までを担当した。昨年5月に完成したこの工場は、総115万平方メートルの土地に延べ面積23万平方メートル規模だ。総10兆ウォン以上が投資されたこの工場では、先進的な半導体メモリである3次元（3D）NAND型フラッシュメモリが生産されている。
サムスン電子生活家電事業部のグローバル製造センターのチャン・シホ副社長は、生活家電製品の特性を反映させた製造ラインを構築し、新しい工程技術を採用して生産性を向上させつつ不良率を減らした。サムスン電子総合技術院のチャン・ウンジュ マスターは、人体に無害な「量子ドット（QD）」素材を開発し、サムスンテレビは環境に優しいながらも世界最高水準の画質を実現できる基礎を整えたという評価を得た。チョン・ジェリュン副社長のほか役職員9人はエコ部品事業を構築し、キム・ハッレ専務ほか8人は携帯電話の核心部品を改善した功労で功績賞を受賞した。
サムスン電子西南アジア総括現地法人のラジーブ・ブタニ常務は、「流通を掌握してこそ市場を支配できる」という信念から、インド全域の倉庫と取引先を網羅する統合流通管理システムを構築した。このおかげで製品の販売情報をリアルタイムに把握し、在庫を減らすことができた。
このほか、米国・北米総括現地法人のシェーン・ヒクビー常務は、サムスン製の冷蔵庫・ドラム式洗濯機が米国市場でシェア1位を達成するところに貢献した。
非電子系列会社の受賞者の中ではチェイル企画のスチュワートミルズCDチームのイ・ジュヒ プロが目立つ。イ・ジュヒ プロは自閉症児のコミュニケーションを支援するための「ルックアットミー」キャンペーンを通じ、人間中心のデザイン価値を呼びおこしたという賛辞を受けた。受賞はサムスン人として最高の栄誉で、1職級特別昇進と賞金1億ウォンを受けとる。
「誇らしいサムスン人賞」2015…受賞者の面々
今年の「誇らしいサムスン人賞」はグローバルな営業現場と技術力で、「1等サムスン」をしっかりと作り上げたサムスンマンに帰した。
サムスンは8日、李在鎔（イ・ジェヨン）サムスン電子副会長をはじめとする主要社長団が参加したなかで、サムスン電子瑞草（ソチョ）社屋で「2015年誇らしいサムスン人賞」の授賞式を開催した。困難な国内外の経営環境の中でも、注目すべき成果を収めた半導体の主役など12人が賞を獲得した。昨年よりは3人減った。昨年はサムスン物産とSDSからも受賞者が出たが、今年は第一（チェイル）企画をのぞいた残りの全員がサムスン電子の所属だった。
特に昨年は不参加だったイ・ジェヨン副会長が今年の授賞式に出席したことをめぐり、事実上のグループ承継手順を終えてさらに一歩進めたという評価が出ている。イ・ジェヨン副会長は去る5月、サムスン生命公益財団とサムスン文化財団の理事長になった。父親である李健煕（イ・ゴニ）会長が健康悪化で経営の一線から退いて1年ぶりに、イ・ゴニ会長の公式の肩書き3つのうちから会長職を除いてすべて受け継いだわけだ。今回の授賞式出席は公式承継がなかっただけで、いまやイ・ジェヨン時代が確かなものとして確立されたということを示す信号だとの分析もある。
今年は最も優れた実績を収めた半導体分野から、受賞者3人が出た。サムスン電子のシム・サンピル専務は世界初「14ナノメートル（10億分の1メートル）FinFET」プロセスの開発と量産を主導した功労を認められた。プロセスが微細になるほどチップ面積などを減らすことができて利得があるが、それだけに技術開発は難しい。シム・サンピル専務と開発チームは構造・工程・材料をすべて差別化し、チップ面積はもちろん消費電力や処理速度などを大幅に改善した。サムスンの関係者は、「このような優れた技術力を土台にサムスン電子が大型半導体顧客社の主供給者になり、リーダーとしての位相を確保した」と評価した。
北米地域は世界の半導体市場の「メッカ」だ。サムスン電子のケビン・モートン米州統括（DS）常務は、現地の大規模半導体需要企業との長期取引契約の締結を主導し、顧客がサムスン電子の最尖端技術が融合した高付加価値の新製品を早期に採用するように誘導したという評価を得た。
サムスン電子の中国西安半導体法人のペク・ホンジュ専務は、西安半導体工場を完工して早い時期に安定させるところに功労を立てた。ペク専務は2012年9月、サムスン電子が西安工場に着工する前から中国に駐在し、事前の整地作業と工事までを担当した。昨年5月に完成したこの工場は、総115万平方メートルの土地に延べ面積23万平方メートル規模だ。総10兆ウォン以上が投資されたこの工場では、先進的な半導体メモリである3次元（3D）NAND型フラッシュメモリが生産されている。
サムスン電子生活家電事業部のグローバル製造センターのチャン・シホ副社長は、生活家電製品の特性を反映させた製造ラインを構築し、新しい工程技術を採用して生産性を向上させつつ不良率を減らした。サムスン電子総合技術院のチャン・ウンジュ マスターは、人体に無害な「量子ドット（QD）」素材を開発し、サムスンテレビは環境に優しいながらも世界最高水準の画質を実現できる基礎を整えたという評価を得た。チョン・ジェリュン副社長のほか役職員9人はエコ部品事業を構築し、キム・ハッレ専務ほか8人は携帯電話の核心部品を改善した功労で功績賞を受賞した。
サムスン電子西南アジア総括現地法人のラジーブ・ブタニ常務は、「流通を掌握してこそ市場を支配できる」という信念から、インド全域の倉庫と取引先を網羅する統合流通管理システムを構築した。このおかげで製品の販売情報をリアルタイムに把握し、在庫を減らすことができた。
このほか、米国・北米総括現地法人のシェーン・ヒクビー常務は、サムスン製の冷蔵庫・ドラム式洗濯機が米国市場でシェア1位を達成するところに貢献した。
非電子系列会社の受賞者の中ではチェイル企画のスチュワートミルズCDチームのイ・ジュヒ プロが目立つ。イ・ジュヒ プロは自閉症児のコミュニケーションを支援するための「ルックアットミー」キャンペーンを通じ、人間中心のデザイン価値を呼びおこしたという賛辞を受けた。受賞はサムスン人として最高の栄誉で、1職級特別昇進と賞金1億ウォンを受けとる。
- 毎日経済_ソン・ソンフン記者／イ・スンフン記者／イ・ギチャン記者 | (C) mk.co.kr
- 入力 2015-12-08 22:19:02
