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外国人、株式3兆買い付け、新興国中で最大...1兆以上入ってくるだろう
短打性資金は離脱、長期投資の比重大きく...「韓国証券市場の再評価の信号弾...2050挑戦」
◆外国人、バイ・コリア◆
3兆ウォンにのぼるグローバル資金が、ここ3週間ほど韓国証券市場にどっと流入し、今回の外国人の買い傾向の背景と、資金の性格に対する疑問が大きくなっている。最近の世界的な資金流出入の傾向をみると、長期投資資金の割合が高く、短打性資金はむしろ抜けていく様相を見せており、これまで低評価されていた韓国証券市場に対するグローバル機関の再評価作業が進行しているのではないかという分析が提起される。
さらに、先に進行したグローバル資金の売り勢いの中でも、コスピが1950線を守っただけに、今回の外国人の買い傾向がしばらく続くなら、1次ボックス圏上段の2000ラインはもちろんのこと、2次上段の2050ライン突破も可能だろうという見通しも出ている。
14日、コスピは前取引日対比で0.42ポイント（0.02％）安の1997.02で取引を終えた。
外国人はこの日、13億ウォン相当の物量を売りながら、先の13取引日の間じゅう継続した買いはいったん止まったが、この3週間、外国人の買い越し規模は3兆ウォンに達するほど勢いが強かった。資金流入の速度で見たとき、約15兆ウォンが流入した昨年8～10月の買い傾向と似ているという分析まで出ている。
これにより、市場の関心はこのような外国人の買い傾向が持続するかに集まっている。
最近の新興国に投資するグローバル資金の流れを見ると、韓国市場にひときわ集中する現象が顕著だ。ブルームバーグによると、最近2週間で韓国有価証券市場に25億2200万ドルのグローバル資金が流入したが、これは外国人の資金動向の集計が可能なアジア新興国の株式市場の中で最大規模だ。地政学的位置や経済規模で韓国とよく比肩される台湾の場合は、同じ期間に19億1300万ドルが流入するところに止どまっており、インドとインドネシアはそれぞれ12億2500万ドルと5億5900万ドルに過ぎなかった。
チョ・ユンナム大信証券リサーチセンター長は、「今回のグローバル資金は、少なくとも欧州の財政危機の時のような投機性資金ではなく、長期と短期の中間程度と推定する」とし、「新興国全体にグローバル資金が流入しているが、経常収支の黒字や外貨準備高がゆったりした韓国への流入が目立つ」と分析した。
資金の性格を見てみても肯定的な気流が感知される。金融投資業界によると、今月に入って国内に流入した2兆1500億ウォン規模のグローバル資金のうち8000億ウォン（30％）は、長期投資性格の米国資金に分類される。また、短期資金の比重が高く、市場不安の要因として指摘された英国系資金は2800億ウォンが抜けたはずで、資金の安定性は相当に向上したという評価だ。
今回の外国人資金流入を、韓国株式市場が再評価される信号弾と解釈する声もある。最近、韓国の証券市場に外国人資金が殺到しているのは、今月に入って世界の株式市場に現れている先進国と新興国の間の株価バリュエーション「横並び」現象に求めることができるという話だ。
実際、昨年から今年の第1四半期まで株価が不振だった中国・ブラジル・インドネシア指数は、今月に入って株価がともに3％前後の上昇を示している。新興国内でも株価の流れが不振だった国の株式市場で、最近の上げ幅はさらに目立つ。特に韓国はアジア新興市場の中でも株価収益率（PER）や株価純資産比率（PBR）などを比較した場合、株価が最も低評価されているうえに、最近のウォン高まで現れて、外国人が投資魅力を大きく感じているという分析だ。
したがって、韓国の株式市場が過小評価を解消する過程で、2000～2050線で強固に形成されていたボックス圏突破が可能になるのかも関心事だ。
まず、外国人の買い傾向が始まった時点でのコスピが、以前に比べてかなり高いという点から肯定的な意見が出ている。
ソン・フィウォン サムスン証券アナリストは、「今年に入って外国人の資金が韓国市場から4兆ウォンほど離脱した後、最近3週間で3兆ウォンが流入した」とし、「補修的に空いた空間を埋めるという次元で今回の買い傾向が進行すると見ても、追加で1兆ウォン程度の追加買収余力は十分な状況」だと診断した。
3兆ウォンにのぼるグローバル資金が、ここ3週間ほど韓国証券市場にどっと流入し、今回の外国人の買い傾向の背景と、資金の性格に対する疑問が大きくなっている。最近の世界的な資金流出入の傾向をみると、長期投資資金の割合が高く、短打性資金はむしろ抜けていく様相を見せており、これまで低評価されていた韓国証券市場に対するグローバル機関の再評価作業が進行しているのではないかという分析が提起される。
さらに、先に進行したグローバル資金の売り勢いの中でも、コスピが1950線を守っただけに、今回の外国人の買い傾向がしばらく続くなら、1次ボックス圏上段の2000ラインはもちろんのこと、2次上段の2050ライン突破も可能だろうという見通しも出ている。
14日、コスピは前取引日対比で0.42ポイント（0.02％）安の1997.02で取引を終えた。
外国人はこの日、13億ウォン相当の物量を売りながら、先の13取引日の間じゅう継続した買いはいったん止まったが、この3週間、外国人の買い越し規模は3兆ウォンに達するほど勢いが強かった。資金流入の速度で見たとき、約15兆ウォンが流入した昨年8～10月の買い傾向と似ているという分析まで出ている。
これにより、市場の関心はこのような外国人の買い傾向が持続するかに集まっている。
最近の新興国に投資するグローバル資金の流れを見ると、韓国市場にひときわ集中する現象が顕著だ。ブルームバーグによると、最近2週間で韓国有価証券市場に25億2200万ドルのグローバル資金が流入したが、これは外国人の資金動向の集計が可能なアジア新興国の株式市場の中で最大規模だ。地政学的位置や経済規模で韓国とよく比肩される台湾の場合は、同じ期間に19億1300万ドルが流入するところに止どまっており、インドとインドネシアはそれぞれ12億2500万ドルと5億5900万ドルに過ぎなかった。
チョ・ユンナム大信証券リサーチセンター長は、「今回のグローバル資金は、少なくとも欧州の財政危機の時のような投機性資金ではなく、長期と短期の中間程度と推定する」とし、「新興国全体にグローバル資金が流入しているが、経常収支の黒字や外貨準備高がゆったりした韓国への流入が目立つ」と分析した。
資金の性格を見てみても肯定的な気流が感知される。金融投資業界によると、今月に入って国内に流入した2兆1500億ウォン規模のグローバル資金のうち8000億ウォン（30％）は、長期投資性格の米国資金に分類される。また、短期資金の比重が高く、市場不安の要因として指摘された英国系資金は2800億ウォンが抜けたはずで、資金の安定性は相当に向上したという評価だ。
今回の外国人資金流入を、韓国株式市場が再評価される信号弾と解釈する声もある。最近、韓国の証券市場に外国人資金が殺到しているのは、今月に入って世界の株式市場に現れている先進国と新興国の間の株価バリュエーション「横並び」現象に求めることができるという話だ。
実際、昨年から今年の第1四半期まで株価が不振だった中国・ブラジル・インドネシア指数は、今月に入って株価がともに3％前後の上昇を示している。新興国内でも株価の流れが不振だった国の株式市場で、最近の上げ幅はさらに目立つ。特に韓国はアジア新興市場の中でも株価収益率（PER）や株価純資産比率（PBR）などを比較した場合、株価が最も低評価されているうえに、最近のウォン高まで現れて、外国人が投資魅力を大きく感じているという分析だ。
したがって、韓国の株式市場が過小評価を解消する過程で、2000～2050線で強固に形成されていたボックス圏突破が可能になるのかも関心事だ。
まず、外国人の買い傾向が始まった時点でのコスピが、以前に比べてかなり高いという点から肯定的な意見が出ている。
ソン・フィウォン サムスン証券アナリストは、「今年に入って外国人の資金が韓国市場から4兆ウォンほど離脱した後、最近3週間で3兆ウォンが流入した」とし、「補修的に空いた空間を埋めるという次元で今回の買い傾向が進行すると見ても、追加で1兆ウォン程度の追加買収余力は十分な状況」だと診断した。
- 毎日経済_チェ・ジェウォン記者/オ・スヒョン記者/キム・ユンジン記者 | (C) mk.co.kr
- 入力 2014-04-14 17:43:14
