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気難しい日本市場に通じた韓国ベビー服

「プヤプチ」日本最大のオンラインショッピングモール楽天を通じて供給 

抗菌機能性繊維メーカーの「トリダ」が北欧風幼児服専門ブランド「プヤプ」をスタートして3ヶ月めで日本市場を開拓した。

トリダ(代表チョン・ジャンギ)は今年の1月に国内初登場したプヤプを、今月から日本最大のオンラインショッピングモールの楽天市場を介して供給することにしたと明らかにした。

プヤプは、現在のGSホームショッピング・ロッテドットコムなど国内総合ショッピングモールと、幼児専門のショッピングモールのポリポリ、オフラインでは全国のマムスマム店を通じて供給している。

プヤプはフィンランド語で「木と木」という意味で、木や鳥や湖などの北欧スカンジナビアスタイルの、自然にやさしいデザインと色あいが引き立ち、価格も合理的なことが特徴だ。また、特許を得た抗菌力に優れた素材を服地に使っただけに、皮膚疾患に敏感な0~5歳の都市幼児に有用だ。

チョン・ジャンギ代表は、「プヤプの優れた品質とデザイン、リーズナブルな価格が認められ、韓国の幼児のブランドとしては初めて日本のベビー服市場に進出し、市場を開拓するという意味を持っている」と強調した。日本は最近、新生児の数が年間100万人あまりの水準に減ったが、40万人水準の韓国より2倍以上多い。

チョン代表は「プヤプ事業企画の初期段階から、日本をはじめ、欧州・米国など海外進出を念頭に置いて、先進国の消費者の要求水準を満たすグローバルスタンダードの商品企画や、デザイン開発などのコアコンピタンスを集中してきた」と語った。

これによって、トリダは欧州市場への進出のための手綱もきつく締めている。韓国貿易投資振興公社(KOTRA)とドイツのノルトライン=ヴェストファーレン州連邦経済開発公社の支援を受け、プヤプの欧州連合(EU)ベビー服市場進出のための市場調査や海外法人の設立を進めている。

チョン代表は「今年の6月中にベビー用品の先進国であり本場である欧州市場に進出する」とし、「韓国ベビー服市場がヨーロッパのブランドによって市場を蚕食される状況で、プヤプのEU市場への進出は、韓国幼児服ブランドの競争力を向上させる良い機会になるだろう」と語った。
  • 毎日経済_ミン・ソクギ記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2014-04-03 17:07:52




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