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ネイバー、「融合の時代」にハードウェア人材を集める

ネイバーがサムスン電子出身者をスカウトした理由は? 

ソフトウェア企業のネイバーは最近、ハードウェアの人材を集めて目を引いている。

21日、業界によるとネイバーは最近、社内の技術研究所「ネイバー・ラボラトリーズ」傘下にハードウェアを開発するタスクフォースチームを新設した。このチームには回路設計などの、ハードウェア開発分野のエンジニアが所属している。サムスン電子やLG電子の出身だけでも10人にのぼることが分かった。

電子業界の関係者は、「ネイバーはハードウェアエンジニアを継続して採用するものと見られる」と語る。

ネイバーがこのような動きを見せるのは、ハードウェアとソフトウェアの境界が崩れる「融合の時代」になったためだ。これに関連してネイバーは、昨年9月にロボット、スマートカー、モノのインターネット(IoT)などのハードウェアの分野で、今後5年間で1000億ウォンを投資するという計画を発表している。

ネイバーが持っているソフトウェア能力を、ハードウェア上でも拡張するための研究に拍車をかけるという内容だ。

とは言え、ネイバーの関係者は「現在のネイバーは1000社以上の企業の離職者で構成されており、サムスン電子やLG電子はその中の一部だ」とし「ハードウェア業界に直接飛び込むわけではない」と拡大解釈を警戒した。

アップル、Google、Facebookはもちろん、アリババやテンセントなどの情報技術(IT)企業は、スマートカーやロボットなどのハードウェアの開発に拍車をかけている。 テレビ半導体やスマートフォンなどの「ハードウェア強者」サムスン電子は、決済システム「サムスンペイ」、セキュリティソリューション「サムスンノックス」のようなソフトウェアに関心が高い。
  • 毎日経済_イ・ギチャン記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2016-01-22 08:36:33




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