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外国人ショッピング客のメッカとして浮上する松島

外国企業の定着で外国人急増...マート・百貨店、続々と 

去る22日の夕方に訪れたロッテマート松島(ソンド)店。松島国際都市にある唯一の大型マートであるここでは、金髪の外国人客がショッピングカートを押している姿が容易に目についた。ロッテマート松島店のヤン・スンフン副店長は、「松島に住んでいる外国人の主婦たちと、飛行を終えた外国の客室乗務員たちが夜の時間帯の主な顧客」とし、「全従業員のスマートフォンに通訳アプリをインストールして、外国人消費者からの質問に対応している」と説明した。

仁川の松島はソウルの明洞にも劣らない、外国人ショッピングのメッカとして浮上している。経済自由区域である松島に進出する外国企業が増え、ここに勤務する海外の従業員とその家族が「松島住民」として定着しているからだ。

23日、業界によれば、松島で現在営業しているロッテマート松島店とイーランド・ショッピングモール「NCキューブカーネルワーク」の今年の売上に、外国人顧客が占める割合はそれぞれ5%と10%に達している。

特にロッテマート松島店の場合、中国と日本の観光客需要が集中しているロッテマート・ソウル駅店(12%)に次いで、全国ロッテマートの中で海外の客の割合が大きいことが調査から分かった。外国人の訪問が多く、金浦空港と済州所在の店舗の平均外国人売上の構成比が1%にとどまることを勘案すると、はるかに高い数字だ。

これは少なくない外国人が、本人や配偶者の仕事によって松島に定着した結果だ。米国・英国・カナダ・台湾・フィリピンなど、出身国も多様だ。このため中国と日本人観光客が大多数である他の店舗とは異なり、松島店では金髪の西洋人からアラブ人まで、さまざまな国籍や人種の外国人を簡単に見つけることができる。旅行者ではなく、実際に松島に住んでいる外国人が主な顧客なので、彼らが多く求める人気アイテムも他の場所と違う。今年のロッテマート・ソウル駅店で外国人が最も多く求めた商品は「マーケットオー リアルブラウニー」と「トルジャバンキム(海苔)」だ。しかし松島店ではイチゴと9900ウォンのワインが並んで最多販売製品1・2位に上がった。

彼らは「韓食(韓国料理)」の魅力にもすっかりはまった。松島店フードコートで販売している「石焼ピビンバ」が外国人人気商品ランキングで6位を占めた。テイクアウト文化に慣れた外国人客のために、現在この店舗は全国ロッテマートの中で唯一「韓食パッケージサービス」を運営している。ショッピングモールNCキューブを訪れた外国人は、SPAOとMIXXOなど「韓国型SPA」に殺到している。イーランド(Eランド)の関係者は、「飲食施設に対する満足度も高く、毎朝カフェの屋外テラスがブランチを楽しむ外国人客でいっぱいになるほど」と語った。

業界では最近でも、松島に新たに定着する海外企業が着実に増えるほどに、今後は外国人顧客を取り巻く流通業者の争奪戦が熾烈になると見ている。現在、この地域にある大型流通施設はロッテマートとNCキューブだけだが、来年には現代百貨店プレミアムアウトレットが延べ面積12万平方メートル規模で開店する。

2017年にはデパートやショッピングモール、シネマとホテルまでひとつにしたロッテモール松島店が開店し、現代アウトレットとNCキューブの強力な競争相手に浮上する見通しだ。
  • 毎日経済_キム・テソン記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2014-03-23 18:31:50